沖縄で撮ってきたイソバナガニの水中写真です。僕にとって”イソバナガニ”とはすなはち三重県で観察できるイボイソバナガニやナカザワイソバナガニを連想させる言葉です。
しかし、やっぱしホンマモンのイソバナガニはちょっと違いますわ。綺麗ですわ。イボイソさんやナカザワさんも形は似たようなものですし、甲羅の色つやなんかもそれなりに美しさを感じさせてくれるのですが、ホンマモンのイソバナガニからしたらやっぱしパチもんみたいな感があります。そもそもイボイソバナガニやナカザワイソバナガニはイソバナについてへんがな!!という負い目もありますしね。
イソバナガニあってのイボイソさんやナカザワさんなのでしょうが、イボイソバナガニのほうが先に命名されていたりしたら、イソバナガニはアデヤカムチカラマツガニ的な命名をされていたかもしれないわけですわ。
危なかったな、イソバナガニ!!といったところでしょうか。