toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

ついでに考えました

2006-07-03 22:27:20 | ダイビング、水中写真
昨日は人間はなんで山に登るんやろう?!ということを考えたことを書きました。その延長線上に浮かんだのが”僕はなんで海に潜るんやろう?!”という疑問です。

普通に考えると、山に登るのはプラス方向へ全力を尽くす行為で言うならば神様に近づこうとする行動だと思います。
対してダイビングは登山よりも遥かに多大なリスクとコストをかけてマイナス方向へ下がっていきよるんですわ。しかも登山では比較的簡単に100mぐらいの距離を移動するのに、ダイビングでは普通は30mぐらいですわ。
こんな普通やない行動は一般的にはよっぽどの理由がないとありえへんですわ。

ところが、”なんでやろう??”と考えるとなんかよくわかんないんですわねえ。
●海が好きやから?
→海が好きなんやったら、なんも死ぬような思いをして潜らんでも海周辺のゴミでも拾っとけば、大好きな海が綺麗になって一石二鳥ですわ。しかもこういうことゆう人に限って冬の海はあんまし潜らへんのですわ。
●癒しを求めて?!
→こんなんゆう人もいますが、潜ると絶対に疲れます。少なくとも僕はヘトヘトになります。癒されたいんやったら2、3000円払って足でも揉んでもらう方が絶対に癒されますわ。
●イキモノ大好き?!
→結局これになるのかもしれませんが、海にこだわらんでも面白いイキモノや気色悪いイキモノはそこらへんにナンボでもいたりするのです。

やっぱし、結局のところよぉわかんないんですわねぇ。

全てのことには理由や原因があるという考え方に基づいて無理やり理由をつけると
●水の中はあんましやかましくないこと
●腹ばいになってカメラをじーっと構えていても、あまりとやかく言われない(最近海の中以外の場所でも人目をすばやく確認して腹ばいに近いかっこうになったりする技術を体得しつつありますが)
の2点なのでしょうねえ。

昨日同様、とりとめもなくかつ大きな観点から考えると
人間という生物種として、種の保存ということを考えたときに、みんながみんな同じような特徴をもっていたら、何かことが起こったときにみんながみんな絶滅してしまいよるわけなんですわ。
”みんなが右へ行く”となった時に”じゃあ僕は斜め後ろに行く”とかいう風な、多様性というか幅を持たせとかんと右へいった先が落とし穴やったらみんな落とし穴に落っこちてしまいよるんですわ。

せやから、ヒーヒーいいつつ首を傾げながら潜りまくるオッサンがおっても良いわけなのでしょう!!