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南勢こと南伊勢町でダイビングをして撮ってきた水中写真、今日はコケギンポの仲間です。
コケギンポというと頭の中にアライソコケギンポやらトウシマコケギンポとかハダカコケギンポなんかが浮かびます。その中でもアライソさんとトウシマさんについてなのですが、僕は頭の皮弁が立派なのがアライソで貧相なほうがトウシマとか考えてしまっています(背びれの模様とかそんなのもありそうですが‥)。
ところがそんなアバウトな区別では皮弁が標準よりも貧相なアライソさんや立派なトウシマさんの立場が微妙になってしまいます。これではイカンと図鑑をパラパラやってみるとアライソコケギンポなんて記載されていなくて、その上僕が思うにアライソさんに見える魚に”コケギンポ”とキャプションがついていたりで困ってしまいました。その上シミズイソコケギンポもいたりでアタフタでアヤフヤな状況です。
とか書きながらじっくり図鑑を読み込むとひとつわかったことがあります。頭の頭頂部に皮弁が生えているのんがトウシマさんやそうです(コケギンポの頭頂部ってビミョーかもしれないとも思わんでもないですが‥)。モヒカン系ギンポなわけですね。
同時に謎がもひとつ生じました。トウシマコケギンポの模式産地が豊島であると記載があるのですが、それではトヨシマコケギンポやないかという謎です!!
ところがこの謎もweb検索していたら豊島は間違いで塔島が正解や、と書いてはる方がおられました。
今日は一人で勝手に不思議に思って一人で勝手に解決している(??)JOGさんなのでした。