toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

チョウチョウコショウダイくるりーん

2006-02-13 22:01:45 | ダイビング、水中写真

チョウチョウコショウダイの若魚だそうです。なかなか奇抜なガラで、背びれのヒラヒラ具合も相まって、見ていておもしろい魚です。この手のナンタラコショウダイというような魚は子供の時分の形態と成魚になってからの様子がまったく違うような魚です(何もこのコショウダイの類に限ったことでもないのですが)。そりゃぁ、人間だって子供のころとオッサンになってからではぜんぜん顔なんて変わってしまいますが、魚はレベルが違いますわ。幼魚の図なんかものっているような魚の図鑑なんかをゆっくり眺めていると本当におもしろいものですわ。

ところで今日の三重県志摩市ではウグイスが鳴いていました。間違いありません、ウグイス一号確認ですわ。なんだかんだいってちょっとずつ春の足音が聞こえてきたのだなぁ、と嬉しくなってしまいました(ところで僕の目もここ最近時々かゆくなってきたり、意味もなくクシャミ3連発が出てみたりで、花粉症的にも春近しかもわかりません)。

ツマジロオコゼの鋭角

2006-02-12 22:27:05 | ダイビング、水中写真

ずぎゃーーんっ!!と天を突くツマジロオコゼご自慢の背びれです。”さざえさんみたいな頭などと不用意な発言をすると大暴れされそうな危険な雰囲気が漂っています(っというのは考えすぎですわね)。

さてこの写真を撮ってから既に1週間が経過してしまいました。
僕は旅の準備がとてもキライです。まず、おケツに火がつかないとぜんっぜん、準備にかかりません。ほとんどの場合前日までで良いような準備は前日までしません、というかできません。そんなわけで出発前はけっこう憂鬱というか気乗りしないような感じにすらなってしまうのです。
しかし、一度出かけてしまうとこっちのもんですわ。準備はキライでも、旅行そのものは大好きです。やっぱり、自分が今まで”知らなかったところ”が”知っとるところ”になるのが嬉しいのです。まったく知らんくて風景を想像するので精一杯だったようなところが全周魚眼的視覚とともに聴覚、嗅覚、触覚なんかのオプションつきの生の情報で脳みそに刻まれるというのは気持ちの良いことだと思います。
人間が素晴しいと思うのはそういう風な情報を共有したり人に伝えたりできる点だと思います。
これからも気持ちの良い情報を脳みそに刻んでゆきたいです。

ウミシダヤドリエビ(でしたっけ??)

2006-02-11 21:21:46 | ダイビング、水中写真

ウミシダヤドリエビ??だと思います。なんかもぉ、ウミシダヤドリエビやらウミシダカクレエビやら、ややこしいんですわねえ。生態が似ているのですから形態が似てくるのは当たり前ですわ。そんなイキモノに名前まで似たようなのつけてどないすんねんな、という心境です。
”宿る”、”隠れる”という動詞から受けるニュアンスから考えるとウミシダカクレエビの方が擬態しまくりで隠れまくりな気がしますが、どっちにせよ見つけにくいですわ。

このエビを撮影する時には付エビ着しているウミシダの機嫌が非常に重要になってきます。ウミシダが触手を振り回して大暴れするような事態に陥ってしまえば、エビを撮るどころではありません。エビちゃんの調子以上にウミシダ先生の具合がモノをいうのです。

ところで、まるで別件ですが、三重県志摩市のアヅリ浜でようやく今年初のダンゴウオが発見されたそうです。詳しくはこちらです。
関係ないですが、僕のHP撮魂もよろしくお願いしますです。

カゲロウカクレエビってんっ?!

2006-02-10 22:25:03 | ダイビング、水中写真

カゲロウカクレエビです。あまりないような構図になっているのはファインダ内でエビの姿を確認できないままシャッターを切ってしまっているからです。っというかホントに透明でまるで見えないのですわ、このエビ。唯一の手懸りは目の玉なのですが、目の玉にピントが来た瞬間にシャッターを切る!!という芸のないことばかりしているとこういう画を量産してしまうことになるのですね。

それにしても沖縄のカゲロウカクレエビはでかいです。三重県の南勢でもカゲロウカクレエビはいるのですが、もっとちんまいエビでいかにも影が薄そうなカゲロウカクレエビの名に恥じない(?)ようなエビです(本当は透き通った体の中身が陽炎のように見えるためにこのような名前やそうですわ、僕の写真でも眼柄部の赤が炎のように見えなくもないです)。
付着しているホストはカヤのようなものだったのでその点は全国共通なのかなぁ、と思いました。

真・toru-kon DIARY

2006-02-09 21:32:38 | ダイビング、水中写真

よくよく考えてみると、僕のblog”toru-kon DIARY”は”アクティブダイバーの水中写真日記”を名乗っています。
僕が本当にアクティブダイバーなのかどうかも怪しい(本気で泳ぐのがエラいと感じてしまう時があります)ものですが、それ以上に気になるのが水中写真絡みのエントリ数です。
これまでの全562(!!)エントリ中、水中写真ネタは118となっています。計算すると20%ちょいです。”toru-kon DIARY”が水中写真日記か否かはこの20%という数値をどう評価するかに依存しているのですが、5日に1っペン水中写真ネタが混じってる、という風に考えれば(+細かいことはどうでもええがな、というおおらかな魂で判断すれば)、僕としては水中写真日記としてギリギリOKなラインに引っかかっているのではないか、と思います。

ところで、ここ最近の”toru-kon DIARY”、いかがですか??今日で5日連続で水中写真ネタなんですわ。我がことながらスゴいっす、これならば、何処に出しても恥ずかしくない、水中写真日記だなぁと思います。

沖縄で撮ってきた写真ネタストックはまだまだあるのです。ネタさえあれば、いつものようにアホのふりをして無理やりアホな話を書いてみたり、本当は嫁ハン怖くないのに嫁ハン怖いネタを捏造するようなこともしなくてええので楽チンですわぁあ。

ハダカコケギンポ

2006-02-08 22:43:04 | ダイビング、水中写真

ところ変わればの最たるものの好例とでもいうべきでしょうか、なんと沖縄ではコケギンポの類が稀少だそうです。
そう言われてみると南の海ではカエルウオやイソギンポみたいなギンポ類が頭に浮かんできて、アライソやらトウシマさんなんていうのは出てこないですわあ。

そんな貴重なギンポ、ハダカコケギンポですわ。アライソコケギンポに良く似ていますが、口のとんがり具合やら、皮弁の生え方がちょおぉっと違うんかなぁ、などと素人目には見えてしまいます。

沖縄では稀少といえども本州では普通種的存在ではないかなぁ(多分、三重で”地味なアライソやけどちょっとちゃうヤツ”と認識していたものではないかと思います)、などと思いつつ、カメラを構える人間の心情も”ところ変われば”的に気合が入ってやはりバシバシシャッターを切りまくってしまうのでした。

ニセネッタイスズメダイ??

2006-02-07 22:57:52 | ダイビング、水中写真

せっかく沖縄の南の海で潜っているのだから、おかしなイキモノばっかり追っかけまわしていないで、南方系の綺麗な魚の写真も撮らねばなるまい!!というコンセプトで都合よく泳いでいたスズメダイにカメラを向けてみました。
なんだかよくわかりませんが、”ニセネッタイスズメダイっぽいなんたらスズメダイ”とお茶濁し表記にしておけば、大問題は生じないかなと思える魚です。背びれ後方の点がよく映えています。

ところで、僕が撮る水中写真を見ていただければ、よくおわかりいただけるのですが、僕は動き回る被写体がタイヘン苦手です。なかなか撮ろうという気になりません。たまに行動を起こしてみるとこの写真のように絞込んだまま撮って暗い画になってしまったりします。
せっかく透視度がよくて明るめの海で潜っていたのですから、もう少し撮りようがあったよなぁ、と今更後悔してしまっています。

裏切りのコナユキツバメガイ?!

2006-02-06 23:34:44 | ダイビング、水中写真

みなさんはコナユキツバメガイという生物をご存知で、ご覧になったことがありますでしょうか??

実は僕はこの前沖縄で初めて見たのです。
僕にとってツバメガイといえば、ウチの近所のアヅリ浜にいるニシキツバメガイなわけだったのです。っで、ニシキツバメガイといえば大きくても2cmぐらいのかわいらしいイキモノという認識で、ツバメガイというものはかくあるべしみたいな既成概念ができあがってしまっていたのです。

この感覚でもってコナユキツバメガイにあたって、僕は本当にびっくりしてしまいました。なぜならデカいのです、本当にデカいのです。軽く4cmぐらいはありそうな図体をしてやがるのです。しかも動きがけっこう早く、なぜかたやすくナメクジを連想させるような這い方をするのです(というかウミウシ全般はナメクジっぽいのですが、他のウミウシではあんまりそうゆうの意識しないから不思議です)。
写真なんかで見るにカワイラシイ印象だったのに、実物はなんか気色悪い感じなのです。
つまりは、上戸彩の実物を見たらアンドレ・ザ・ジャイアントとおんなしぐらいの背格好だった、というような気色悪さを感じてしまったというわけなのです(因みに僕は上戸彩のファンでもなんでもないので、むしろ上戸彩とおんなし背格好のアンドレ・ザ・ジャイアントのほうが興味があります)。

こんなのが多いですが、僕のHP、撮魂で沖縄旅行で撮ってきた水中写真をボチボチあげていかねばならない、と強迫観念めいたものを感じています。

チゴミドリガイでご様子伺い

2006-02-05 22:07:47 | ダイビング、水中写真

ハイっ、そういうわけでございまして沖縄から無事に三重まで帰ってくることができました。けっこうムチャクチャしていたのですが、道中何も起こらなくて本当によかったです(密かに半分固まりかけていた”一生沖縄本島の海は潜れない”という思い込みをブレイクスルーすることができて僕にとっては非常に嬉しいことなのです)。

取り急ぎ、写真をチェックしていて目に付いたものを上げてみました。チゴミドリガイやそうですわ。ブルーのラインの綺麗さと尾部の半透明ぶりが本当になんともいえません、といったところです。
しかし、一発目からこういう画を出すと識者の方は”この人は沖縄まで行ってきて、いつもと同じような画しか撮ってきとれへんがな”とお思いのことでしょう。
→ビンゴです!!その通りです。
というかどこで潜ろうが綺麗なものは綺麗と感じますし、興味深いものはどこの何であっても興味深いというわけですわ。
ひょっとすると、いつも通りの撮影機材をぶら下げていったので、結局いつもと同じようにしかならなかった、ということの方が正論かもしれません。

っということで沖縄で撮ってきた画をボチボチ僕のHP、撮魂にもあげてゆくですよ。

まいったワ沖縄本島

2006-02-04 21:48:17 | weblog
おかげサマで今日のダイビング予定も必要以上に必死のパッチで消化して、十二分に満喫してしまいました。やはり沖縄の海はタダモノやないですわ。
今日入った、そんなゆうほどメジャーでないらしい東海岸のビーチには本当にまいってしまいました。南の海の砂泥はホンマにおもろいですわ。 何がそんなにおもろかったのかがまったく伝わらない(というか伝える気がない?)内容ですが、おいおい写真をあげてゆくですよ。

まいったか沖縄本島

2006-02-03 18:31:04 | weblog
これまであの手この手(?)で妨害されまくってきた僕の沖縄本島ダイビングですが、やっとこさヤツケてやりました。
ところがフラフラな上、咳が止まらなくなってしまいました。ドライスーツ(当然!!)着用していなかったら、ただの病人ですわ。
水中で咳込む(タンク内のエアはカラカラなのです)とその分エアが減りますし、精密なピントが要求される局面でめちゃくちゃ不利ですわ!!
ショボめの画しか撮れなんだ場合の予防線的エントリですが、この先行言い訳を無用のモンにすべく明日も頑張るす(というか身体よくなってぇ)。

そこまで拒むか沖縄本島

2006-02-02 14:04:53 | weblog
ちょっとフラフラなりに頑張ってやってきました。中部国際空港です。
ところが僕の予約便ANA305が何を思ったか整備不良かなんかで欠航ですて。
もお気持ちが折れそうになりましたわ。

ANAさん、お詫びのつもりか1000円分のミールクーポンくれましたけど、当日、発行空港のみ使用可能ていわれても、ただでさえ食欲落ちてて、しかもメシくったとこなのでヤレヤレですわ。