読癖入伊勢物語 百二
百二 親族なる尼? 花のしなひ三尺六寸ばかりなん有ける。それを題によむ。読は てがたにあるじのはらからなる、あるじし給ふと聞て来りけりれば とらへ...
読癖入伊勢物語 九十五〜百一段
九十八 造花 九十五むかし二条の后に、つかうまつる男有けり。女のつかふまつるを、常に 見かはして、よばひわたりけり。いかで物ごしにたいめんしておぼつか...
読癖入伊勢物語 八十九〜九十四段
九十段 あな頼み方 月を見て、それが中にひとり 古今大かたの月をもめでし是ぞこのつもれば人の老となるもの 八十九昔いやしいからぬ男、われ...
読癖入伊勢物語 八十五〜八十六段
八十三段 小野の雪? 八十五段 雪に降り込められたり? 八十五昔男有けり。わらはよりつかふまつりける君御...
絹本伊勢物語 芥川 天知書色紙コレクション
伊勢物語 六段 芥川又は鬼の一口 新古今和歌集巻第八 哀傷歌 ...
絹本伊勢物語 八橋 天知書色紙コレクション
伊勢物語 九段 東下り 八橋 古今和歌集 あづまの方へ友とする...
読癖入伊勢物語 八十二〜八十四段
八十二段 交野の桜 をり、みこ達おはしまさせて、夜一よ酒のみし遊て、夜あけもてゆく ほどに、此殿のおもしろきをほむる哥よむ。そこに有けるかたゐ翁...
読癖入伊勢物語 七十五~八十一段
七十七段 盛大な法事 七十五むかし男、いせの国にゐていきて、あはんといひければ女 大よどの濱におふてふみるからに心はなぎぬかたらはねども とひい...
読癖入伊勢物語 六十八〜六十九段(2頁欠丁)
六十九段 狩の使 らぎばかりにいきけり。かうちの国いこま山をみれば、くもりみはれ み立ゐる雲やまず。朝よりくもりて、昼はれたり。雪いとしろう 木のすへにふりたり。それ...
読癖入伊勢物語 六十五〜六十七
六十五段 恋せじの禊 六十五昔おほやけおぼしてつかふ給ふ女の、色ゆるされたる有けり。おほ みやすん所とて、いますかりけるいとこなりけり。殿上にさぶらひける在 原なりけ...