十訓抄 俊成卿女連歌
十訓抄第三 可侮人倫事 三ノ八 近ごろ、最勝光院に梅盛りなる春、ゆゑづきたる女房一人、釣...
十訓抄 ほめてはならない
十訓抄第一 可施人惠事一ノ五十七 われ、その能ありと思へども、人々にゆるされ、世に所置かるるほどの身ならずして、人のしわざも、ほめむとせむことをも、いささか用意すべきものなり。 三...
十訓抄 異名
十訓抄第一 可施人惠事一ノ四十八 また詩歌につけて、異名などつけらるゝことあり。 治部...
十訓抄 不吉の歌
十訓抄第一 可施人惠事一ノ四十七 かやうの振舞のみにあらず、詩歌などにつけても、必ず禁...
十訓抄 秀歌
十訓抄第一 可施人惠事一ノ三十六 近ごろの歌仙には、民部卿定家、宮内卿家隆とて、一雙に...
十訓抄 やさしき蔵人
十訓抄第一 可施人惠事一ノ十八 後德大寺左大臣、小侍從と聞えし歌よみに通ひ給ひけり。ある夜、ものがたりして、曉歸りけるほどに、この人の供なりける藏人といふものに、いまだ入りもやら...
十訓抄 朝倉や
十訓抄第一 可施人惠事一ノ二 天智天皇、世につつみ給ふことありて、筑前の國上座の郡朝倉といふ所の山中に、黒木の屋を造りておはしけるを、木の丸殿といふ。圓木にて造るゆゑなり。 今...
十訓抄 夕陽丘
十訓抄第十 可庶幾才藝事十ノ五十三 近くは、壬生の二位家隆卿、八十にて、天王寺にて終...
御伽草子酒呑童子の新古今和歌集 我立つ杣
御伽草子 酒呑童子 どうじあまりのうれしさに、ゑいほれ申けるやうは、 それがしがいにしへ...
2つの大江山 今昔物語の頼光四天王と保昌
今昔物語集 源頼光(天暦2年(948年)―治安元年(1021年) 巻第二十五 春宮の大進源頼光の朝...