伏見蕉翁塚
蕉 翁 塚 我衣にふしみの 桃のしつくせよ 野ざらし紀行 伏見西岸寺任口上人に逢うて 我が衣(きぬ...
後鳥羽院歌碑 淀の真菰
山城の 淀の(ゝ)真菰 たえたえに 乱れ(て)やとれる 夏の夜の月 ※( )は御集...
順徳院歌碑 石田の森の下風
順 徳 院 ひくらしの 涙やよそに 余るらん 秋と石田の 森の下風 紫禁和歌集(順...
大官大寺
大官大寺と大安寺 大官大寺は、舒明天皇が明日香に建立した百済大寺の由緒を受け継ぐ我が国最...
貫之歌碑 七夕
ひとヽ勢に 一夜とおもへ 度 七夕の逢見む 秋野可支 り奈き 哉 ...
今昔物語 女の生霊
こんな話がある。 昔、京より美濃尾張の辺りに下ろうとする下郎がいた。京を明け方に出ようと思ったけれども、夜遅く起きて行った程に、ある辻の大路に、青色がかった衣を着た女房が外出姿...
今昔物語 安義橋の鬼
こんな話がある。 昔々、近江の守○○の○○という人が、その国に赴任していた間に、国庁の館に若い元気な人が集まって、昔話や碁や双六を打って飲み食いして遊んでいたが、そのうちの一人が...
万葉集歌碑 飛鳥川の蛙
上古麻呂 今日可聞 明日香河乃 夕不離 川津鳴瀬之 清有良武 巻第三 356上古麻呂歌一首今日可聞 明日香河乃 夕不離 川津鳴瀬之 清有良武 [或本歌發句云 ...
懐風藻詩碑 供宴
供宴 大友皇子御製 皇明光日月帝徳戴天地 三才並泰昌萬國表臣義 懷風藻 供宴 大友皇子 皇明、日月と光り 帝徳、天地に戴つ 三才並びに泰昌 萬...
伊勢物語歌 三十四~四十三段
三十四 言へばえに言はねば胸に騒がれて心一つに歎く比かな 在原業平いえばえにいわねばむね...