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循環畑 in 藤沢②〜料理を通して実感した私のありたい姿

2022-09-14 16:08:00 | 組織開発・社風改革

皆さん、こんにちは。

903cityfarm農縁長の志村です。

先日、循環畑/循環みずたま村の運営・循環経営の第一人者である吉原史郎さんにお招きいただき「ソース・プリンシプル×JUNKAN」をテーマに掲げたイベントに出席させて頂きました。

自分の在りたい姿とは?

今回は、ビジョンワークと1日目の夜にお手伝いさせて頂いた料理を通して得た、学びや気づきをblogにまとめました。

 

1日目の夜のお食事の場で、田心カフェからは、

・自然卵を使ったケールと生椎茸のキッシュ

・生椎茸の横浜醤油焼き

・生椎茸のだし巻き卵

・生野菜の盛り合わせ 

など、こだわりの食材を9品ほど提供いたしました。

ありがたいことに、参加者の方々から、味や盛り付けに関してたくさんの言葉を頂き、特に野菜の盛り合わせや生椎茸の横浜醤油焼きは大好評でした。

 

この生椎茸は、以前出席させて頂いたNPO法人協同労働協会 OICHIさんが主催しているビジネスアワードに参加させて頂いた際に、有り難くご縁を頂いたものです。

埼玉県の行田市にある北埼菌糸センターさんが、こだわりと想いを持って育てられている農薬・化学肥料不使用の椎茸は、なんと、農林水産省大臣賞を4回も受賞されているんです。

みなさんからも、こんなに香りと旨味がよくて、ぷりぷりした椎茸は初めて食べた!と嬉しい言葉を頂きました!

お食事の場をともにさせて頂く中で、特に印象に残った言葉が、「身体性」についての会話でした。

インプットだけでは得られない、アウトプットの”場”の大切さ。

私の場合は、料理を通して、実感しました。

例えば、

メニューを開発する時などは、色々なお店の料理を食べてみて、自分の感性に合う味や盛り付けのイメージを明確化したり。

それを実際に自分で作って食べてみたり。

他者に食べてもらいフィードバックをもらい、作り直してみたり。

ただ、作り方を学ぶだけではなく、五感をフルに使って自分の感性や技術を高めていく過程が料理には色濃く出ています。

頭の中だけでなく、実際に行動する。リアルに人と会ってみる。話してみる。

身体性の伴った行動を通して得られる情報は、とても膨大で、言語化できないものばかりだと感じました。

日頃から言語化することを重要視していた自分にとっては、とても新鮮で言語化できないものに対して、価値を感じる不思議な体験でした。

今回の食事の場をお手伝いさせて頂いた中で、食事の場をともにするという行為には、自然と人と人との関係性をを深める効果があり、料理はそれをさらに加速させる力があると思いました。

 

翌朝、講師のトムさんから、昨日の料理への感謝の気持ちと、これからの君を応援したい!という気持ちを込めて、1万円を頂きました。

前日のマネーワークを体験した後に頂くお金だったからか、想いのこもったお金を受け取る時に起こる身体と心の変化が違うことに気付きました。

※詳しくは・・循環畑 in 藤沢①〜マネーワークを通して知った自身のお金の価値観

 

今までは、受け取ることに申し訳なさを感じていたと思いますが、今回は自分がこれから信念を覚悟を持って活動するためのエネルギー源として受け取ることができました。

人と人とが集う場。そして、そこから生まれるたくさんの創造的な出来事。

その場を通して感じる自分の身体と心の変化・成長の実感・達成感といった豊かな感覚は何にも変え難いものであり、自分が生涯を通して築いていきたいものだと思いました。

今後そのような場を築き、持続的に運営していくために、日々の一つ一つの出来事に真摯に向き合い仕事をしていこうと思います。


循環畑 in 藤沢①〜マネーワークを通して知った自身のお金の価値観

2022-09-02 15:14:41 | 組織開発・社風改革

皆さん、こんにちは。

903cityfarm農縁長の志村です。

循環畑/循環みずたま村の運営・循環経営の第一人者である吉原史郎さんにお招きいただき「ソース・プリンシプル×JUNKAN」をテーマに掲げたイベントに出席させて頂きました。

『Work with Source』著者であるトムさんと、そのパートナーのアグネスさんに講師をして頂き、1日目は、「マネーワーク」。2日目は、「ビジョンワーク」を行いました。

私にとってのお金とは何か?

 

今回は、1日目のマネーワークを通して得た、気づきをblogにまとめました

 

私は毎月、人事労務のメンバーから、ベーシックインカムとして、私個人への支援金としてお金を頂いています。

そのお金は、一般的な給与とあわせて銀行口座に振り込まれます。いくら振り込まれたか総額は分かっても、誰がどのくらい振り込んでいるのかは分からない仕組みになっています。

今回のマネーワークですが、実際のお金を使って行います。無くなってしまったらちょっと嫌だなと思う金額のお金を、各々が持ち寄ります。

一切の会話を禁止した状態で、誰かからお金を奪ったり、あげたり、もらったり。

逆にお互いによく話し合い、合意の上でお金を交換するような行動から、自分の心と身体にどんな反応がおこるのかを観察し、それをみんなでシェアするようなワークを行いました。

一番印象に残っているのは会話を禁止された状態で、お金をもらう場面です。

自分の手元には、1万・3万・5万とお金が増えていく。

誰が、いくら私にお金をくれたかが目に見える状態のため、お金が増えていくことが嬉しい反面、自分の心は鎖や重りのようなプレッシャーを感じていました。

心拍数はお金を貰うたびにあがり、それを受け取り続けることへの抵抗感がどんどん増していきました。

この抵抗感は、私が「お金=責任」という価値観を持っていたからだと気づきました。

自分がそのお金を受け取り、責任を果たす「信念と覚悟」が備わっていれば、それを気持ちよく受け取れていたと思います。

直接手渡しをされたことで、改めて感じるお金を頂くことに対しての重み。

それは私が受け取るお金に対して、その人からの「想い」を投影しているからだと感じました。

その人はどんな想いを込めて、自分にお金を渡してくれているのか。

時は金なりと言いますが、まさにお金はその人が一生懸命働いて得たものであり、その働いた時間はもどっては来ないものだと私は感じています。

働いた時間で得るものはお金だけではありませんが、お金=時間と捉えると受け取る重さが格段に増します。

通帳の額面では感じられなかった「手触り感のある生々しいお金」の感触がありました。

事実として、想いが込められたお金を貰っていることには変わりないのですが、それが視覚化されたことによっての感じ方の違いと、そんな違いを感じてしまっている自分に対して深く反省しました。

ベーシックインカムで頂いている「口座に振り込まれているお金」と今回のゲームを通して受け取った「手渡しされるお金」に投影している想いや意味合いが同じ重さであることを認識し、日々の活動に邁進しようと思います。