今回の八戸市のセミナーではもう一つ、どうしても行きたい
場所がありました。それは、八戸市の地域活性化策の一つとして
脚光を浴びている八食センターという施設を見ておきたいというのと、
もちろんうまい魚を食べにいこう!どっちなんだ?
ということで、丹羽先生とお疲れのところ、次の日にいざ、目的地へ。
この、八食センターは、2002年の八戸駅への新幹線延伸にともない持ちあがった事業とのこと。
いまでは、年間300万人を超える人が訪れる。市内の人だけでなく、青森市や津軽、他県からも観光バスが出るなど
大賑わいだそうです。
しかし、この施設が出来る過程は、なかなか興味深い。新幹線が八戸市まで伸びることは、東京やその他大都市圏からの観光地誘致への期待が寄せられる反面、
八戸市の地域住民が新幹線の駅が出来ることにより、逆に大都市圏へ買い物に行ってしまうなど
ストロー現象として、大都市圏に活力を奪われる可能性も挙げられる。
そこで、市では、様々なプロジェクトの中で、新幹線駅が出来ることによる観光客相手のプロジェクト
が数ある中で、あえて、このプロジェクトは、まず地元住民向けの施設にしようと動き出したそうです。
そして、その先に地元住民からの口コミから観光客を誘致するという今回のセミナーでもお話させていただきましたが、
まさに、コミュニティ化による口こみをいかに起こすかの好事例といえます。
実際、この施設に行ってきましたが、市も指摘しているように、新幹線駅は、中心街から
離れていいること、港からの魚市場からも遠いということで、観光客が足を運ぶには、そこを目指していかないと
まず行こうとは思わない場所です。実際私たちも、この場所を知らなければ、新幹線の八戸駅から中心市街地
までは、タクシーで1800円もかかるわけでまずこの施設に行くには相当のモチベーションが必要で住民重視の
このコンセプトは大当たり。実際、八食センターに行くと既に車は満席状態、そして中に入るや、まさに住民重視、
とにかく安い!お寿司もこの値段、しかも新鮮。この値付けだけでも観光客向けではなく、住民重視というのがよくわかります。
そしてとにかく楽しい。一日いても飽きない。センター内のお店で、好きな新鮮な食材を選び、その場で調理していただき、
七輪で焼いて食べるのです。
私たちも、食べる食べる!ホタテにサバにカキにもういろいろ!そしてなんと、キンキンの高級魚が
3匹で1000円!東京では、まず食べられない。これは、ファンになり、私のように、こうして、ブログ
で皆さんに伝えたくなる。
「新幹線開通に浮かれない、住民に支持されるような飲食施設」
というコンセプトそして、新鮮な食材をその場で食べてもらうという、
コトを作ってコトを売る取り組みは、これからの企業の社会性戦略としても
参考になるところがたくさんあると思います。
場所がありました。それは、八戸市の地域活性化策の一つとして
脚光を浴びている八食センターという施設を見ておきたいというのと、
もちろんうまい魚を食べにいこう!どっちなんだ?
ということで、丹羽先生とお疲れのところ、次の日にいざ、目的地へ。
この、八食センターは、2002年の八戸駅への新幹線延伸にともない持ちあがった事業とのこと。
いまでは、年間300万人を超える人が訪れる。市内の人だけでなく、青森市や津軽、他県からも観光バスが出るなど
大賑わいだそうです。
しかし、この施設が出来る過程は、なかなか興味深い。新幹線が八戸市まで伸びることは、東京やその他大都市圏からの観光地誘致への期待が寄せられる反面、
八戸市の地域住民が新幹線の駅が出来ることにより、逆に大都市圏へ買い物に行ってしまうなど
ストロー現象として、大都市圏に活力を奪われる可能性も挙げられる。
そこで、市では、様々なプロジェクトの中で、新幹線駅が出来ることによる観光客相手のプロジェクト
が数ある中で、あえて、このプロジェクトは、まず地元住民向けの施設にしようと動き出したそうです。
そして、その先に地元住民からの口コミから観光客を誘致するという今回のセミナーでもお話させていただきましたが、
まさに、コミュニティ化による口こみをいかに起こすかの好事例といえます。
実際、この施設に行ってきましたが、市も指摘しているように、新幹線駅は、中心街から
離れていいること、港からの魚市場からも遠いということで、観光客が足を運ぶには、そこを目指していかないと
まず行こうとは思わない場所です。実際私たちも、この場所を知らなければ、新幹線の八戸駅から中心市街地
までは、タクシーで1800円もかかるわけでまずこの施設に行くには相当のモチベーションが必要で住民重視の
このコンセプトは大当たり。実際、八食センターに行くと既に車は満席状態、そして中に入るや、まさに住民重視、
とにかく安い!お寿司もこの値段、しかも新鮮。この値付けだけでも観光客向けではなく、住民重視というのがよくわかります。
そしてとにかく楽しい。一日いても飽きない。センター内のお店で、好きな新鮮な食材を選び、その場で調理していただき、
七輪で焼いて食べるのです。
私たちも、食べる食べる!ホタテにサバにカキにもういろいろ!そしてなんと、キンキンの高級魚が
3匹で1000円!東京では、まず食べられない。これは、ファンになり、私のように、こうして、ブログ
で皆さんに伝えたくなる。
「新幹線開通に浮かれない、住民に支持されるような飲食施設」
というコンセプトそして、新鮮な食材をその場で食べてもらうという、
コトを作ってコトを売る取り組みは、これからの企業の社会性戦略としても
参考になるところがたくさんあると思います。