中小企業のES=人間性尊重経営のパイオニア/有限会社人事・労務 ES組織開発・人事制度改革ブログ

社員の幸せ、職場の幸せを基準に経営を、社風を変えたいと本気で思っている社長さん・人事担当者の方へのエールをあなたへ!

【3日目レポート】地域活動や社会貢献に力を入れている会社さんに訪問しました

2017-02-24 20:50:27 | ダイバーシティ
こんにちは。インターン生の稲村です。3日目の今日は、中小企業の製造会社への訪問と、ある企業のCSR報告会にお邪魔させていただきました。


午前中に同行させていただいたのは、ものづくりなどの製造会社。CSRなどの活動を先進的に行い、地域で活動することを大切にしている会社です。
今回の訪問では、職員のみなさんへ組織作りについてのレクチャーと、職員のみなさんで近況報告を交えながら今後について話し合いました。

はじめに金野リーダーから、事例を交えながら組織運営において大切にすべきことについてのお話がありました。特に印象に残っていることを紹介したいと思います。
一つ目は対話の大切さです。お互いに対話をすることで所属意識が高まり、よりその会社を自分事として考えられるということ。そうすることでお互いの良さを引き出しながらいい関係性ができ、「チーム」になっていくということでした。
2つ目は、横のつながりの可能性について。部門ごとの縦のつながりではなく、部門を飛び越えて多様なチームをつくっていくことで、思考がこりかたまらず新たなアイデアや解決策が生まれてくる、というお話でした。
これらのような、職員同士の関係性づくりの重要さ、会社として組織の力を高めることなどがわかりました。

つぎに、職員のみなさんで近況報告を交えながら今後について話し合いました。
職員のみなさんから出てきた意見は、「もっと情報共有することでコミュニティ意識を高めることができそう」「世間話など気軽に話せるような雰囲気にしたい」「従業員同士はもちろん、企業同士のつながりをつくることでお互いに助け合えるのではないか」といった内容でした。このように職員同士でどんな会社を目指していきたいかを話し合うことこそが、良い組織運営の第一歩だと感じました。

今回伺った製造会社さんは近隣の住民や学生とともに行う地域活動にも力をいれており、地域に根付いた中小企業でした。中小企業だからこそ、組織の力を高められるような仕組みを職員同士で考えたり、地域のつながりや企業同士のつながりをつくることができる。これは中小企業の強みだなあと思いました。



午後はとある印刷会社さんのCSR報告会にお邪魔させていただきました。この印刷会社さんは、昔から創業している歴史ある印刷会社。企業とのつながりを活かし連携しながらCSRを先進的に行っています。



様々な企業からCSRの報告があり、その企業の多さに驚きました。事業内容も様々で、周辺地域の活性化を目指した観光についてや、外国人観光客が抱える医療の課題を解決する取り組みなど、幅広く活動されていることがわかりました。「印刷」という技術を生かし、社会貢献を様々な分野でおこなっており、その輪はまだまだ広がりそうです。



午前の製造会社、午後の印刷会社ともに、地域活動や社会貢献に力を入れている企業に伺わせて頂きました。企業の業務にとどまらず、その技術やつながりを生かした活動をすることは、今後さらに求めれらることだと思います。その先進的な事例を間近でみることが出来ました。
昨日は職員の給与や労働についての情報共有の場に伺わせていただきましたが、今日はうって変わって組織づくりや社会活動についての現場でした。その企業のあり方や働く意義など、「働く=お金を稼ぐ、売り上げを上げる」ではない側面から「はたらく」について考えることができ、とても勉強になりました。


*活版印刷を実際に印刷体験しました

【インターン前半戦スタート!】

2017-02-21 11:21:41 | ダイバーシティ
先月金野が山形の大学で大学三年生向けに、キャリアについてお話をさせていただいた際に、インターンとして希望してくれた学生が、今週月曜から来てくれています。レポートとしてまとめてくれました。

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こんにちは。学生インターンとしてお世話になる、東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科3年の稲村菜美(いなむらなつみ)です。



私が学んでいるコミュニティデザインは、地域で暮らす人々が、まちを元気にするアイデアを実現させていくのをサポートすることです。2月20日から1週間、よろしくお願いします!
昨日スタートしたインターンの2日間の活動と、その感想をご紹介したいと思います。



1日目の昨日は、インターンのスケジュールの確認、人事・労務についての説明のあと、事務所の皆さんに歓迎会を開いていただきました。
会社の説明をしていただきまず最初におどろいたのは、多様な職種や能力をもった方々が、その能力を活かしながら一つのチームとして働いているということ。私の学科でもチームとして活動することがよくあり、職場の雰囲気からもチームワークが感じられて、なんだか心地がよかったです。
歓迎会では、みなさん行きつけのお店に連れて行っていただき、私の大学のこと、地元のこと、学んでいることなどを紹介させていただきました。お酒を交えながらのご飯会ということもあり、初日にもかかわらずみなさん気さくに話していただき嬉しかったです。みんなで食事に行くことはよくあることだそうで、こういったなんでも話せる場や関係性が、さらにチームワークを高めているんだろうなーと思いました。



2日目の今日は、人事コンサルティングの中小企業のとある工場に同行させていただきました。経営者の方と職員の方との間に入って、その企業の人事制度や労働の規則についての説明をする内容でした。
同じ企業でも雇用形態は様々。年齢、勤務時間、扶養かどうかの立場の違いなどによって、働き方はそれぞれ。
法律の改定や生き方の多様化など、変動し続けている現代に合った会社に近づけることのお手伝いをすることが人事コンサルタントの仕事だということに現場に携わることで気づくことができました。
企業で働くということはある意味契約です。労働の対価として、給与が支払われます。当たり前のようなことだけれど、働き方が多様化、複雑化しているからこそ、経営者と働き手が雇用について話し合い、情報共有することは、お互いの信頼関係につながるのだと思いました。だからこそ、人事コンサルが間に入り働き方や規約を文書に記載したりすることで関係性を「見える化」することが、その信頼関係を築くお手伝いになっていると感じました。



私は今就活生でもあるため、このインターンを通して「はたらく」ということに根本から向き合えるインターンにしていきたいと思います。明日からもよろしくお願いします!