株式会社シグマスタッフさま主催のオンラインセミナーにて、「つながりを大切にした未来思考の採用活動」をテーマに、弊社の金野と白川がお話をいたしました。
先の見えない時代の中、コロナ禍も相まって、人々のはたらくあり方や価値観は大きく変化してきています。はたらく人が変わるならば、組織も変わる―新しい時代に応じた経営への転換が求められます。
そんな前提に立った上で、どのように採用活動を推し進めていけば良いのか。採用選考の面接時のポイントや、採用ツールの柔軟な活用について、お話させていただきました。採用ツール自体もかなり多様になっており、一般的なハローワークや求人媒体だけでなく、多彩なソーシャルリクルーティング、関係性を活かしたリファラル採用やアルムナイ採用、自社のストーリーやプロセスを見せられるビジネスSNS・Wantedlyといったツールも生まれています。自社の状態やニーズに合うカタチを選択することが大切です。
そして、採用活動を後押しするのは組織作り、組織自体の土壌を豊かにしていくことです。
今の時代、もはや自社単独の生産性や利益を追い求めるばかりでは、持続的な経営は成り立ちません。他者(他社)や地域と繋がり合いながら、組織自体が生命体的に、しなやかに歩んでいく必要があるのです。
私たちのすすめるコミュニティ経営と絡め、組織開発の柱となるクレド、働く社員一人ひとりを資本とする人的資本経営、その中で政府が掲げる重要な開示項目となるエンゲージメントや健康経営、社員同士の関係性を醸成するメンター制度などを取り上げながら、いかに健やかな組織運営をしていくかをお伝えいたしました。
ポイントとなるのは、目に見えづらいものに視点を移し指標化することで、自分たちの組織の状態を把握したり、社外へ表現していくこと。それが採用活動を前進させる一助にもなります。
"未来志向の採用"を推進するためには、従来の採用方法を見直し、自社に合った採用を模索していくこと、「ともにはたらく仲間を増やしたい!」と思えるような組織の場づくりをしていくこと、これまでの過程を見つめ未来へと踏み出していくことが大切なのではないかと思います。