日本の社会が深刻な経済の停滞に直面していることに影響されているのかもしれない。
むしろ、YouTuberが厳しくなった方の現実的な話です。
2023年5月期は上場以来初の赤字に転落し、広告関連事業を手がけるフリークアウト・ホールディングスへの身売りを8月表明した。動画再生に応じた広告収入が減っており、経営立て直しが焦点となる。
そしてそれはYouTubeの広告収入の激減に他なりません。
その上流には利上げやインフレがあるので2年前くらいから徐々に厳しくなってきたはずです。
よって、安定の象徴のように捉えられている「公務員」に将来はなりたいと、藁(わら)をもつかむ思いで言っているのかもしれない。親の世代の不安が子どもたちにも伝染しているのだろう。
残念ながら、これすらも違うような話です。
以前は公務員は安定した職業でした。
ところが、公務員、非正規と検索すれば出てくるのですが、
公務員の非正規化はどんどん進み、2020年の総務省調査によると、地方公務員全体の29%にあたる112万5746人。 住民に身近な市区町村では40%が非正規で、民間企業の非正規率36%(20年、総務省労働力調査)を上回る。
つまり、雇用は安定しても収入の安全とは限らないのです。
これらのことから見えてくる現代社会における職業選択の重要な優先事項は、面白さ、自由さ、気楽さ、柔軟性、挑戦、新鮮味、稼ぎやすい、辞めやすい、応用しやすい、短時間でできる、レバレッジが効く、効率的などとなるだろう。
これこそ反対で安定性と個人の尊重、能力評価が適正、それに働き易さなのかと思います。
別に逆らおうとして言っていると言うよりも
と言う訳で現実的な要素、要因でおそらくは就職希望先が変化しています。
つまり、揺らいでいるのは中高生の方ではなく、社会経済の方なのでしょう。
それと世の中の価値観もそれに従って堅実または安定化思考へと戻っています。
最後に
加えて、大企業に入社しても次のステップを求めて短期間で辞める若者も増えている。大企業に勤めて好待遇を得ても満たされない何かが、社会の変化とともに人々の中に深く浸透してきているのだろう。
大企業=好待遇でもない話はそこらじゅうで聞きます。
先ず、競争社会です。
それにノルマは有ります。
それでも耐えた人がそれなりのコースに乗れるのでしょうけど、大半は篩に掛けられます。
旧態依然のピラミッド構造か良くて各世代である程度の人数しか雇用しきれない現実がありますから。
厳しい経済状況で何かあれば、リストラしないといけないようなのが恒常化してしまいました。
欧米の利上げ、中国のバブル崩壊と淘汰の時代へと逆行してしまったのでしょうから。
それでも何より一番の問題は若者の就職出来ない現実かと思います。
希望と現実は違うのもそうですが、自己責任で考えるなら自己実現も安定化思考もそれほど変わらなくその人に対する評価の厳しさでしかありません。
厳しい話ですが、普段からの努力や自己管理なのかとも思えて来てしまいます。