久々のムエタイ観戦だったが大変有意義なものであった。
しかし驚いたのは選手のファイトマネーの額だ。
俺が初めてタイに来た頃（１２年前）読んだ本にはチャンピオンクラスで一試合
１０万Ｂ以上貰えると書いてあった記憶がある。これだと当時のレートで日本円にすると４０万円以上になる。
しかし現在はチャンピョンでも３万Ｂ程度しか貰えないらしい。現在のレートで９万円以下。
そしてお決まりのタイ式で親族一同の面倒を見なければならない。
ほぼ毎月試合があるとはいえムエタイのチャンピョンになっても豊かな生活を送るというわけにはいかないようだ。
最後に今回誘ってくれたＳ氏へ・・どうもありがとうございました、また連れてって下さい（このブログ見てねーか）
会場は大入り満員。物凄い熱気に包まれていた。それもそのはず、観戦に来ている殆どの人は
賭けをしている。だから皆見つめる目は真剣そのもの。
一応賭け事は法律で禁止されているんだけどここではマイペンライのようだ。
警察が管理しているスタジアムだけあって警備の警官も大勢居るんだけどな
賭けをしているのは２階３階席のみかと思ってたら俺が居たリングサイドでも賭けは行われていた。
５００Ｂ以上という額で賭けているようだった。
ムエタイはオフェンスの破壊力も凄まじいが、それ以上にディフェンスのレベルが高いために
派手なＫＯシーンはなかなか見ることができないが、この日は最初からＫＯ続出。
期待してなかっただけに得した気分だ。
試合前バンテージを巻いてもらっているところ
実は屁タレな俺にも同じ経験があるが、こういう場面が一番緊張しているときだったな。
しかしさすがは歴戦のムエタイ戦士、笑顔で余裕の表情だ。
今日は全部で１２試合行うとの事。
それもノンタイトル戦ながらルンピニーやラチャダムヌンの現チャンピョンや元チャンピョンが
大勢参戦するとのことで会場は大入り満員。
写真は控え室で試合前のマッサージを受ける選手。
これから試合だっていうのにカメラを向けると笑顔を作ってくれた。
日本のボクサーじゃ考えられないことだ。この気さくさ、サービス精神がタイ人のいいところかな。
昨日、友人のＳ氏の取材に同行しラチャダムヌンスタジアムにムエタイ観戦に行ってきた。
タイに住んでいながら殆ど行くことは無く６年ぶり３度目である。
画像はラチャダムヌンスタジアムを正面から撮影
来たことある人も多いだろう。