Jose's FANTASY SPORTS!

アメリカンフットボールを中心にスポーツ好きで、カントリーギター好きのJoseによる雑記帳です。

受け継がれる想い

2020年12月29日 17時00分15秒 | 音楽
[ 最近の出来事 ]
日本でも、とてもとても人気の高いギタリスト、クラレンス・ホワイト

若くして亡くなった彼の愛器のひとつ、マーティンD-28は


その後、人の手に渡った後に一人のギタリストの手に渡りました。

手にしたのは、トニー・ライス


ブルーグラスギターの世界で、その発展に多大な貢献をしてきました。
素人が見ても、その演奏には圧倒されてしまいます。
普通に凄すぎるので。


もちろん、彼も日本でも、とてもとても人気の高いギタリストです。

お二人の日本での人気が高いのも当然。
そのギターは、クラレンス・ホワイトからトニー・ライスへと渡ったのですから。

日本人と言えば、ホワイト・ライス(白米)大好きですもんね。

...というしょうもないネタはさておき。

ブルーグラスギターの炎を受け継いできたトニー・ライス
誠に残念な事に、その命の炎が消えてしまわれたとの事です。

クラレンスが火をつけ、彼が発展させてきた炎。

あのD-28が誰の手に渡るかは知りませんが、物よりも確かな事があります。
彼の演奏に触発された、後に続く後継者が今もたくさん発展を担っているという事です。

中でも、直接師事した事もあって、交流の深かったクリス・エルドリッジ


彼がパンチ・ブラザーズで、さらに大きくブルーグラスギターの世界を発展させている担い手である事はトニー・ライスにとっては誇らしい事なのではないでしょうか。

金も仕事も残したギタリストは大勢いますが、加えてこれ程明確に人を残したギタリストはやはり限られます。

トニー・ライスは、間違いなくその一人でした。
ご冥福をお祈り申し上げます。

BGM♪ Church Street Blues / Chris Eldridge
トニー・ライスのお得意の曲を、“継子”のクリス・エルドリッジが演奏しているver.です。
想いを受け継いでいく優秀な若手に恵まれているアメリカのカントリー/ブルーグラス界は羨ましい環境ですね。
コメント
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