Jose's FANTASY SPORTS!

アメリカンフットボールを中心にスポーツ好きで、カントリーギター好きのJoseによる雑記帳です。

レンガ職人ズ

2021年04月26日 20時00分00秒 | Weblog
[ 最近の出来事 ]
イソップの寓話にある、3人のレンガ職人って話。

職場で、一定程度の頻度で聴く気がします。

ご存じない方は、詳しい話とか最後までは、別途検索でもしてもらえればと思いますが...

旅人が歩いているとレンガ職人を見かけて、「何をしてるのですか?」と尋ねます。

職人A:「レンガを積んでいるんだ。」(いやいやだけど、仕事なんでしかたなくやってる。)

しばらく進んだら、またレンガ職人がいたので、同じ事を尋ねると

職人B:「レンガを積んで、大きな壁を作ってるんだ。」(賃金がいいからやってるらしい。)

しばらく進んだら、またレンガ職人がいたので、同じ事を尋ねると

職人C:「歴史に残るような大聖堂を建てるため、レンガを積んでます。」(喜びと、出来上がりを楽しみにして仕事をしているらしい。)

職場でこの話が持ち出されるのは、自分の仕事が何を目的にやっているのかを意識せよという目的意識か、志を高く業務せよ、というお話しにつながります。
同じ仕事をするにしても、目的意識を持ってやるのとそうでないのとでは
あるいは、高い志を持ってやるのと、いやいややるのでは
完成度が大きく違ってくる

という事を言うのです。

この話が、私は好きじゃない。
いや、話が好きじゃないのではなくて、職場でこの話が持ち出される事が好きになれません。

前提として、この話を持ち出すのは決まって上下関係の上側の人が下側の人にするという事があります。

このお話しって、レンガ職人側のお話しなんだと思います。
Aの職人さんがそのままレンガを積めば、ちゃんと大聖堂ができあがるように段取ったり設計図を描いたりするべき人が言う事じゃないよね、と思う訳です。

目的意識が低いから、完成度が低くなる.........って、具体的にどういう事でしょう?

つなぎめのセメントの量がテキトーになるから?
あるいは、積む際の角度が不揃いになるから?
(それって、志が高いと直るもの?)

そこを明確にして対応策とかを整える側の人がこれを言った時点で、職人側には高い目的意識や志を求めるが、自分はすべき仕事をしないという構図かなと思ってしまうよね。

スポーツの勝敗やプレイにも、気持ちに結論を持ってくるのは同様に好きでは無いです。

まぁやってると、チームメイトのPlayに「気持ちで持っていったな~」と思う事もあるのは事実なんだけどね。
それが何か、はまだまだ考えていかねばと思う次第です。

BGM♪ Show Me A Brick Wall / Carl Smith
レンガの壁って事で。
コメント
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