近畿旅客鉄道 佐倉線

明日の鉄道員を夢見る男の物語

山陽・九州新幹線~試乗会レポート-前編

2011年02月19日 | 3番線:「Train Report」

いよいよ今日は私が待ちに待っていた「山陽・九州新幹線~特別試乗会」の日です。
今回は来月12日に「みずほさくら」に投入される新型車両を一足、早く体験してきました。

午後12時30分。集合場所の新大阪駅に到着しました。
  
今日は早朝から「ある事」をしていた為に当駅への到着が少し遅れました。
(理由は後日の記事を見れば分かると思います。)

中央口を出て高速バス乗り場に向った後、受付場所に向います。
  
ここで受付確認と同時に参加証や記念品を受け取ります。

そしてホームに上がって待つ事、約10分。いよいよ試乗列車がやって来ました。
    
今回、試乗する車両はJR西日本が保有するN700系7000番台のS6編成です。
また列車名は「試乗会891号」と表示されていました。

それでは早速、車内に入ってみます。
  
デッキ部分にはこれまでの新幹線車両には無かった朱桜調の木目模様が描かれています。
また現行のN700系と同様に昇降口のほぼ真上には防犯カメラが設けられています。

お待たせしました。始めに普通車指定席の客室の様子です。
        
客室には新幹線では珍しく2列+2列でリクライニングシートが配置されています。
また客室の様々な部分に暖か味を演出する朱桜調の木目模様が採用されています。

続いてその普通車指定席の座席の様子です。
            
普通車の座席には新型リクライニング機能を搭載した濃菜種色に遠山模様の物が採用されています。
また背面テーブルや肘掛け、手すりには本物の木材が使用されています。

そして普通車自由席の客室の様子です。
      
客室には現行の新幹線車両と同様に2列+3列でリクライニングシートが配置されています。
また妻板や荷物棚部分には若桜調の木目模様が採用されています。

その普通車自由席の座席の様子です。
          
座席構造は従来のN700系と変わりませんが座席生地は市松模様に変更されています。
また座席色は2列席が茜色、3列席が縹色(はなだいろ)とされています。

各車両の客室ドアの上部には電光掲示板が設けられています。
  
電光掲示板には基本的に停車駅情報や広告などが流されます。
また遠くからの視認性を高めるべく高輝度フルカラーLEDが採用されています。

ちなみに7号車のある荷物棚の部分にはAED(自動体外除細動器)が設置されています。

最近は駅構内だけに留まらず鉄道車両にまで設置されるようになりました。
(当然ですが不必要時に開けると大音量で警告音が鳴り響きます。)

最後に3号車と7号車に設けられている喫煙ルームの様子です。
      
ルーム内には超強力排煙装置や光触媒などの最先端技術が詰め込まれています。
長時間の乗車を考慮してか「全面禁煙」ではなく「分煙」という方式が採用されました。
(しかし入口付近では漏れ出した煙によって激烈な喫煙臭が漂っていました。)

やがて試乗会列車は晴天の新大阪駅を後にしました。
(この動画は720pハイビジョン画質で再生可能です。)


今回はここまでです。次回はグリーン車や多目的室の様子を中心に紹介する予定です。


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