近畿旅客鉄道 佐倉線

明日の鉄道員を夢見る男の物語

六甲道駅…阪神大震災の面影

2011年05月31日 | 6番線:「鉄路の記憶」

皆さんはかつての六甲道駅の姿を覚えていますか?

実はこの駅はかつての阪神淡路大震災によって激烈な打撃を受けた駅でもあります。
(この駅は新長田駅と同様に最後の最後まで復旧に手間取っていました。)

始めに下の画像は2011年4月上旬現在の六甲道駅の様子です。
   
駅舎は高架構造をしており高架橋部分には2面4線配置でホームと線路が配置されています。
この画像を見る限り、特に大きな被害を受けた事は判りません。


続いて震災発生直後と震災から約10年後の六甲道駅の様子がこちらです。

駅舎は1階部分が完全に押し潰され、枕木と線路が宙吊りという無残な姿へと変わり果てました。
その後、高架橋部分は油圧ジャッキで既定の高さまで戻された後、崩壊した橋脚部分が再構築されました。
(これによって工事期間を約2年⇒81日と劇的に短縮する事に成功しました。)


あの日から約16年が経過した現在。震災の面影を残す形跡は殆どありません。
    
強いて言うのであれば外壁部分(写真右)に微かな罅跡が見える程度です。


↑見られた方は上の画像をクリックして下さい。(鉄道コムのページへ移動します。)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。