現在の日本国内では非電化路線を走る車両と言えば内燃車(ディーゼルカー)という常識が定着しています。
しかしその常識が近年、開発の進む「ある車両」によって徐々に覆されつつあります。
その「ある車両」の詳細こちらです。
(画像は鉄道総合技術研究所[株]から借用した物です。)
燃料電池を主要電源として走行するR291系試験車です。
現在、完全な実用化に向けて鉄道総合研究所が研究を進めています。
燃料電池電車の構造を簡単に説明した図がこちらです。
電力は水素と酸素の電気化学反応を利用して製造されます。
また製造過程で有害物質を放出しない点から環境性能にもかなり優れています。
しかし完全な実用化までにはまだ相当の期間がかかることが予想されます。
写真上で分かる様に現時点では燃料電池ユニットの小型化は殆ど進んでいません。
また編成出力が営業用鉄道車両の1/3程度(約100kw)と乏しい為、更なる出力増強が必要とされます。
しかし本当に燃料電池電車の開発が成功すれば鉄道車両はかつて無い劇的な進化を遂げるでしょう。
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