弊社ブログを閲覧いただいている皆さんこんにちは。
1ヶ月近く前に挫いた左足首がようやく本調子に戻ってきた(清)です。
いやー、千葉県某所を歩いている最中にアプリで道を確認しようと立ち止まってたのですが、前日だか当日の朝だかに雨が降って足元が悪かったせいで、いざ地図見終わってスマホしまって出発しようと振り返った時にツルっといきましてね…苦笑
5分くらい様子見て「よし、いけるな」と再出発して、結局その日も当たり前のように2万何千歩ほど歩いた訳ですが、これが良くなかったのか(それはそう)挫いた左足首の調子が芳しくない状態が長引き、ようやく先週今週くらいになって本調子に戻ったという感じですね。
(まあそれでも毎週末いつものように歩き回っていたのですけど…笑)
…とまあ毎度恒例の冒頭のお話はこれくらいにして、たまには真面目な話でもしましょうか。
皆さんはIT業界の「業務知識」ってどんなことをイメージしますか?
学生の方や歴の浅い方とかだと、プログラミング言語とかソフトウェア/ハードウェア、ネットワーク、データベースという基本/応用情報技術者試験とかでよく耳にするキーワードだったり、設計や実装、テスト、保守といった開発工程の内容だったりをイメージする方が多いのではないでしょうか。
たしかに、これらの内容はIT業界で働く上で知っておかなければならない重要な知識だと思います。
しかし、我々システムエンジニアがこの「業務知識」という言葉をあえて使う時に意味するものは、大抵の場合上記のようなものではなく「お客様の会社/業界に関する知識」を指すことが多いです。
というのも、最初に例示した言語だの開発工程だのというものはシステムをつくる上で必要な「手段」に関するもので、厳しい言い方をすれば「IT業界で仕事をしている以上あって当たり前の知識」という括りになってきます。
一方、お客様の会社や業界に関する知識はどちらかというとシステムをつくる「目的」に近しいものが多く、ここの知識の有無でつくるシステムの質であったりお客様からの信頼の度合いが変わってくるものとなります。
システムを新しく導入したり、古くなったシステムをつくり変えたりするには発注費用や従業員へのシステムの使い方の教育など多大なコストを要する訳ですが、逆に考えてみると「それだけのコストを支払ってでも解決したい問題を抱えている」という背景があるとも言えるでしょう。
そんなお客様が求めているシステムをつくり上げるには、お客様と会話を重ねて「お客様の抱える問題」を適切に拾い上げる必要があるのですが、そんな時にお客様の会社や業界についての知識が重要になってきます。
システム導入の話を例として挙げると、お客様が現在使っているシステムがどういったものなのか、どういう部署や業務フローが存在しているのか、何に困っていてどういう改善を求めているのかetc...といったお客様に関する様々な情報を的確に把握しないとまったく見当違いのシステムをつくってしまう可能性も出てきてしまいます。
また、私が現在携わっている製造業向けのシステム案件を例とすると、「PLM」や「CAD」、「BOM」といった言葉が至極当たり前に登場するのですが、こういったその業界にいる方にとって至極当たり前のことを理解していないとお客様と対等に会話することも出来ないですし、ましてや信頼関係を築くなんて夢のまた夢になってしまいます。
誤解の無いように改めて言いますが、プログラミングや開発工程といった所謂IT業界の知識は働く上で必要な知識ですし、そのための勉強を否定も軽視もしません。
(これらの「手段」が多いに越したことはないですからね)
ただ、お客様にシステムを提供するシステムエンジニアとして、お客様の会社や業界に関する知識は前述の知識と同程度(場合によってはそれ以上)に重要なものであることも念頭に入れておかなければならないと私は思っています。
…とまあこんな感じで珍しく真面目な話をしてきましたが、実はこの半年の間だったりこの4月から私を取り巻く状況が結構変わり、そんな中で改めて色々と考えることが多かったのでこの話をしようと思い立ちました。
(決してネタになるような面白い場所に行ってなかったとかそういう理由じゃないですよ)
特に「Smile Engineering for the Future」「お客様を幸せに」を掲げるジェイエスピーのシステムエンジニアとしては忘れてはいけないことですね。
いつもの如く長文となりましたが、最後まで読んでいただいた皆さんありがとうございました。
拙い文ではありますが、この業界を志す方の目に少しでも留まってくれれば幸いです。
では、また次のブログで。
(清)
moni-meter
脱・手書き!点検データをデジタル化、誤検針を削減
AI自動読み取りで検針が楽になる設備点検支援システム
PLMソリューション
製品ライフサイクルの各データを活用しビジネスを改革
PLMシステム導入支援、最適なカスタマイズを提案します
EV用充電制御ソリューション
EV充電インフラ整備を促進するソリューションを提供
OCPP・ECHONET Liteなど設備の通信規格に柔軟に対応
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア・システム開発、
製品開発(moniシリーズ)、それに農業も手がけるIT企業
1ヶ月近く前に挫いた左足首がようやく本調子に戻ってきた(清)です。
いやー、千葉県某所を歩いている最中にアプリで道を確認しようと立ち止まってたのですが、前日だか当日の朝だかに雨が降って足元が悪かったせいで、いざ地図見終わってスマホしまって出発しようと振り返った時にツルっといきましてね…苦笑
5分くらい様子見て「よし、いけるな」と再出発して、結局その日も当たり前のように2万何千歩ほど歩いた訳ですが、これが良くなかったのか(それはそう)挫いた左足首の調子が芳しくない状態が長引き、ようやく先週今週くらいになって本調子に戻ったという感じですね。
(まあそれでも毎週末いつものように歩き回っていたのですけど…笑)
…とまあ毎度恒例の冒頭のお話はこれくらいにして、たまには真面目な話でもしましょうか。
皆さんはIT業界の「業務知識」ってどんなことをイメージしますか?
学生の方や歴の浅い方とかだと、プログラミング言語とかソフトウェア/ハードウェア、ネットワーク、データベースという基本/応用情報技術者試験とかでよく耳にするキーワードだったり、設計や実装、テスト、保守といった開発工程の内容だったりをイメージする方が多いのではないでしょうか。
たしかに、これらの内容はIT業界で働く上で知っておかなければならない重要な知識だと思います。
しかし、我々システムエンジニアがこの「業務知識」という言葉をあえて使う時に意味するものは、大抵の場合上記のようなものではなく「お客様の会社/業界に関する知識」を指すことが多いです。
というのも、最初に例示した言語だの開発工程だのというものはシステムをつくる上で必要な「手段」に関するもので、厳しい言い方をすれば「IT業界で仕事をしている以上あって当たり前の知識」という括りになってきます。
一方、お客様の会社や業界に関する知識はどちらかというとシステムをつくる「目的」に近しいものが多く、ここの知識の有無でつくるシステムの質であったりお客様からの信頼の度合いが変わってくるものとなります。
システムを新しく導入したり、古くなったシステムをつくり変えたりするには発注費用や従業員へのシステムの使い方の教育など多大なコストを要する訳ですが、逆に考えてみると「それだけのコストを支払ってでも解決したい問題を抱えている」という背景があるとも言えるでしょう。
そんなお客様が求めているシステムをつくり上げるには、お客様と会話を重ねて「お客様の抱える問題」を適切に拾い上げる必要があるのですが、そんな時にお客様の会社や業界についての知識が重要になってきます。
システム導入の話を例として挙げると、お客様が現在使っているシステムがどういったものなのか、どういう部署や業務フローが存在しているのか、何に困っていてどういう改善を求めているのかetc...といったお客様に関する様々な情報を的確に把握しないとまったく見当違いのシステムをつくってしまう可能性も出てきてしまいます。
また、私が現在携わっている製造業向けのシステム案件を例とすると、「PLM」や「CAD」、「BOM」といった言葉が至極当たり前に登場するのですが、こういったその業界にいる方にとって至極当たり前のことを理解していないとお客様と対等に会話することも出来ないですし、ましてや信頼関係を築くなんて夢のまた夢になってしまいます。
誤解の無いように改めて言いますが、プログラミングや開発工程といった所謂IT業界の知識は働く上で必要な知識ですし、そのための勉強を否定も軽視もしません。
(これらの「手段」が多いに越したことはないですからね)
ただ、お客様にシステムを提供するシステムエンジニアとして、お客様の会社や業界に関する知識は前述の知識と同程度(場合によってはそれ以上)に重要なものであることも念頭に入れておかなければならないと私は思っています。
…とまあこんな感じで珍しく真面目な話をしてきましたが、実はこの半年の間だったりこの4月から私を取り巻く状況が結構変わり、そんな中で改めて色々と考えることが多かったのでこの話をしようと思い立ちました。
特に「Smile Engineering for the Future」「お客様を幸せに」を掲げるジェイエスピーのシステムエンジニアとしては忘れてはいけないことですね。
いつもの如く長文となりましたが、最後まで読んでいただいた皆さんありがとうございました。
拙い文ではありますが、この業界を志す方の目に少しでも留まってくれれば幸いです。
では、また次のブログで。
(清)
moni-meter
脱・手書き!点検データをデジタル化、誤検針を削減
AI自動読み取りで検針が楽になる設備点検支援システム
PLMソリューション
製品ライフサイクルの各データを活用しビジネスを改革
PLMシステム導入支援、最適なカスタマイズを提案します
EV用充電制御ソリューション
EV充電インフラ整備を促進するソリューションを提供
OCPP・ECHONET Liteなど設備の通信規格に柔軟に対応
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア・システム開発、
製品開発(moniシリーズ)、それに農業も手がけるIT企業