モチベーション

7月のある日曜日、うだるような夏の暑さにやられ、ついつい3時間もお昼寝をしてしまいました。
やりたいことがあったはずなのにいつの間にか夕方になってしまった休日は、なんとなく罪悪感に苛まれます。
どんなに前日から計画を立てたとしても、朝早く起きれたとしても、それでもモチベーションは保たれない日があって。
できるだけそんな日を減らすために最近モチベーションについての本を買いました。

図解 モチベーション大百科

モチベーションを向上させる方法について、分かりやすく解説されています。
主にひとの習性についての実験、その結果と解説が記されています。
その中から印象に残っているものを２つ紹介しようと思います。
この本で学んだ内容をもとに、自分のモチベーションをコントロールできるようになることが今の目標です。

▽ひとは使った言葉にふさわしい振舞いをする。
無意識に自分のアイデンティティを普段扱う言葉に寄せてしまうという話です。
しかも決して自分を示すつもりはなくとも、さらにいうと自分自身が発さずただ見たり聞いたりしただけでも、その言葉に合わせてセルフイメージを守ろうとする。（恐ろしい…。）
マイナスイメージの言葉も、逆にプラスイメージの言葉も同じように自分に作用するため、普段扱う言葉、触れる言葉はポジティブなものを選んだほうが良いそうです。
これは人材育成にも有効活用できるみたいです。

▽ひとは必要アクションの手数に行動を左右される。
当たり前といえば当たり前ですが、手数が多い行動はゆっくりに、手数が少ない行動は早くできるという話です。
個包装されているクッキー缶より、そのままのクッキー缶のほうがはやく食べ終わってしまうという実験結果にはなんとなく身に覚えがありました。自分も個包装がないクッキーはすぐぱくぱく食べちゃうなあ、と。
勉強したい参考書や読みたい本は、前日のうちに机に出しておけば、始めるまでの手数が減るので行動に移しやすくなるみたいなので、最近は実践しています。たしかに始めるまでのハードルが少し下がったように感じます。

こんな実験結果があるといわれるとすんなり納得できるし、素直に実践する気にもなれます。
タイトルの通り図解付きなので、じっくり読書の時間が取れない方も、気になった方は気軽に読んでみてください。
今週の土日は暑さに負けず、充実させられるように頑張ります。
（あ）

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