毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
お絵かきロジック
「お絵かきロジック」というパズルがある。細かく碁盤の目のように仕切られたマス目を鉛筆で塗っていって、一つの絵を完成させるというパズルである。勿論、ただ漠然とマス目を塗ればいいのではなく、タテ・ヨコのマスの外に並べられた数字の分だけマス目を塗っていく。例えば、ヨコ列15マスある所で、2・5・3とあったなら、左から2マス、5マス、3マスをこの順に塗っていけばよいのだが、15マス中、2+5+3=10、さらに間に入るマス目を1つずつとったと考えても、10+2=12にしかならないので、全てここだと断定することはできない。従って、ここからがこのパズルのコツなのだが、仮に、左端から2マス塗り、1マス空け、5マス塗り、1マス空け、2マス塗ると考えて、うすく印をつけておく。次に、右端から同じ作業を繰り返し、3マス塗り、1マス空け、5マス塗り、1マス空け、2マス塗ると考えてうすく印をつける。こうすると、左から考えたものと右から考えたものとで印が重なる箇所ができ、それは塗ってもいいマス目だと確定できる。この場合は、左から7番目と8番目がそれに当たるマス目となるから塗ることができる。この要領さえつかめれば、タテ列とヨコ列でこれを繰り返していって、指定されたマスの数だけ全部塗ることができれば、絵が完成する。
タテ10・ヨコ10(10×10)くらいのロジックなら、数え間違えさえしなければ簡単に仕上がるのだが、慣れてくるとマス目が多いものに挑戦したくなり、55×50くらいになると、かなり苦労する。何度か失敗することは覚悟の上で、根気よく向かっていかなければならない。たかが遊びと思っていても、かなりの集中力と忍耐力が必要なパズルであり、己の心を落ち着かせるには、なかなか有効な遊びであると思っている。
写真のものは、B4用紙を2枚横につなぎ合わせた大きさの紙に出題された55×120のロジックを、私が完成したものである。これは、偶然高校生が持っていたロジックの雑誌に付いていた物を私がもらったものである。「こんな難しいのはできないからあげるよ」と快くくれた彼の好意に報いようと、こつこつ努力を積み重ね、1ヶ月近く掛かって出来上がった。これをもらったのが夏休みに入ったばかりの頃であり、私にとっては、まさに忙しさの絶頂期であったにもかかわらず、「こんなの俺に任せれば簡単だ」と豪語した手前、どんなことがあっても夏休み中に完成させようと、半ば意地になって、半ば自棄になって、毎日5分でも10分だけでも、と本当に亀の歩みのように進めていった。
不思議なことにこれだけの大作でありながら、ほとんど途中で失敗することなく順調に出来上がった。出てくる絵柄がスターウオーズだということは始めから分かっていたが、進んでいくうちに、R2D2、C3POなどが順々に目に見えるようになって来て、次は誰が出てくるかなとワクワクするようになった。最後に中央のアナキン・スカイウォーカーが完成して、作業が完了したときには心から達成感を味わうことができた。深夜過ぎではあったが、ちょっとだけ、祝杯を挙げてしまった。
翌日やって来た高校生に、完成品を見せたところ、全員が感嘆の声をあげたので、誇らしい気持ちに浸れた。しかし、こんなことがうれしくてたまらない私はいったい何者なのだろう。こっ恥ずかしい気もしないでもないが、そんなことより、スターウオーズ、早く見に行かなきゃ、終わっちゃうよ。
タテ10・ヨコ10(10×10)くらいのロジックなら、数え間違えさえしなければ簡単に仕上がるのだが、慣れてくるとマス目が多いものに挑戦したくなり、55×50くらいになると、かなり苦労する。何度か失敗することは覚悟の上で、根気よく向かっていかなければならない。たかが遊びと思っていても、かなりの集中力と忍耐力が必要なパズルであり、己の心を落ち着かせるには、なかなか有効な遊びであると思っている。
写真のものは、B4用紙を2枚横につなぎ合わせた大きさの紙に出題された55×120のロジックを、私が完成したものである。これは、偶然高校生が持っていたロジックの雑誌に付いていた物を私がもらったものである。「こんな難しいのはできないからあげるよ」と快くくれた彼の好意に報いようと、こつこつ努力を積み重ね、1ヶ月近く掛かって出来上がった。これをもらったのが夏休みに入ったばかりの頃であり、私にとっては、まさに忙しさの絶頂期であったにもかかわらず、「こんなの俺に任せれば簡単だ」と豪語した手前、どんなことがあっても夏休み中に完成させようと、半ば意地になって、半ば自棄になって、毎日5分でも10分だけでも、と本当に亀の歩みのように進めていった。
不思議なことにこれだけの大作でありながら、ほとんど途中で失敗することなく順調に出来上がった。出てくる絵柄がスターウオーズだということは始めから分かっていたが、進んでいくうちに、R2D2、C3POなどが順々に目に見えるようになって来て、次は誰が出てくるかなとワクワクするようになった。最後に中央のアナキン・スカイウォーカーが完成して、作業が完了したときには心から達成感を味わうことができた。深夜過ぎではあったが、ちょっとだけ、祝杯を挙げてしまった。
翌日やって来た高校生に、完成品を見せたところ、全員が感嘆の声をあげたので、誇らしい気持ちに浸れた。しかし、こんなことがうれしくてたまらない私はいったい何者なのだろう。こっ恥ずかしい気もしないでもないが、そんなことより、スターウオーズ、早く見に行かなきゃ、終わっちゃうよ。
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