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順位戦B級2組第6戦

「将棋の最年少タイトルホルダー・藤井聡太二冠(18)=王位・棋聖=は11日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第79期順位戦B級2組7回戦で北浜健介八段(44)に114手で勝利した。これで無傷の6連勝とし、単独首位をキープ。順位戦の通算成績は35勝1敗となった。
 盤上は先手・北浜八段のゴキゲン飛車に対し、2枚銀を前線に繰り出して敵陣に圧力をかけた藤井二冠。相手が動いてきたところで返し技を放って主導権を握ると、そのまま押し切った。終局は午後10時50分だった。
 最年少名人記録は谷川浩司九段(58)が持つ21歳2カ月。藤井二冠がこれを更新するには、A級までノンストップで駆け上がり、A級1期目で挑戦権を得て奪取する必要がある。負けられない戦いが続く。」(中スポ)

 まあ、過去の対戦成績が4勝0敗の北浜八段なら勝って当たり前だと思っていたが、その通りの結果だった。藤井二冠、渡辺名人、豊島竜王、永瀬王座が現在の将棋界の4強と言われているようだが、藤井二冠がこの3人以外に負けるのは余り想像できない。ほぼ勝って当然の相手が圧倒的に多いが、すぐに調子に乗ってしまう私とは違って、どんな相手にも気を抜くことなく全力で立ち向かう藤井二冠の将棋に対する真摯さには心から敬意を抱く。そんな気持ちで毎日を過ごせたらなあ、と羨ましくもある。まあ、私にはとうてい真似できないことではあるが・・。

 ところで、11月13日(金) 午後9:59~午後10:58にNHK・BSプレミアムで「最強の棋士へ ~藤井聡太二冠 止まらない進化~」が放送される。内容は、
「プロ棋士になったばかりの4年前、「最強の棋士」になることを目標に掲げた藤井聡太二冠。驚異的な強さの秘密を棋士たちの証言とAIで徹底分析▽「将棋のセオリーを覆す一手」を次々と繰り出せる理由とは▽進化の背景にあった苦悩。「手が見えない」師匠の杉本八段に語った弱音▽「魔王」渡辺明三冠、「千駄ヶ谷の受け師」木村一基九段との知られざる「頭脳の格闘技」の舞台裏。9月に放送したNHKスペシャルの拡大版。」
なのだそうだ。楽しみ!!
 

 
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