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百条委員会(2)

 今日も兵庫県の百条委員会のネット中継を見てしまった。
 午前中は片山前副知事、午後からは斎藤知事の尋問。
 辞任会見で涙を流しながら「知事を守れなくて悔しい」とか言っていた片山氏は、告発文書を書いた局長を恫喝する音声データが週刊文春によって公になって以来、俄かに中心人物に復活してきた感もあるが、尋問では澱みなく返答をして、一筋縄ではいかない人物であるとわかった。まあ、タヌキなんだろうな、きっと。
 それにしても斎藤知事には呆れる。決して己の非を認めず、挙げ句の果てには、道義的責任をどう思うかと問われて、「私には道義的という言葉の意味が分からない」などと嘯くのだから、亡くなった局長も草葉の陰で怒髪天に登っていたことだろう。全く人の皮を被った鬼畜だ!

 これで斎藤知事が知事という職に相応しくない人物であることは十分すぎるほど明らかになっただろうから、不信任決議案は間違いなく可決されるだろう。問題はその後の斎藤知事の判断だ。辞職するのか、議会を解散するのか・・。いずれにしても斎藤知事が失職するのは時間の問題だろうが、できればこれ以上ジタバタせずに、県政の遅滞が少しでも解消できるよう早急な判断をするよう願いたい。(斎藤がそんなことをするとは思えないが・・)
 まだしばらくは兵庫県からは目が離せない。

(しかし、百条委員会の竹内県議は優秀な人だ。理詰めで知事を追い詰めていく手法は素晴らしい)
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