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「路傍のフジイ」



 週刊ビッグコミックスピリッツで連載中の「路傍のフジイ」を今読めるところ(29話)まで一気に読んだ。将棋の渡辺九段が最近読んで面白かったマンガ、と推奨しているのを何かで見て、読んでみようと思ったのがきっかけだった。

 『「何が楽しくて生きているんだろう」フジイさんの毎日を観察 ー その“ジト目”の男の名はフジイさん。 本作の主人公であり、プロフィールは40歳、非正規社員、独身男、以上。 口数も少なくて、職場では空気みたいな存在。』と紹介文にあるとおりのフジイさんと、その周りにいる人たちのちょっとしたからみを描いた、なんとも言えない味わいのあるマンガ。ほろ苦さの中にも心がほんのり暖かくなるエピソードを集めた短編小説のようで、ついつい読み耽ってしまった。  

 作者の鍋倉夫は、将棋マンガ「リボーンの棋士」の作者でもあるらしいから、まだ読んでない「リボーンの棋士」も読んでみたくなった。
 しかし、今時のマンガはクオリティが高いなあ、ホント。
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