車椅子ラグビー(ウィルチェアラグビー)で、日本が銅メダルを獲得した。
NHKのEテレのハートネットTVで、数か月も前から、パラリンピックのスポーツと代表選手たちを紹介していた。
パラリンピックでの車椅子ラグビーに大注目していたので、アメリカ戦は徹夜して、リアルタイムで観た。
今日は、準決勝のオーストラリア戦で負け、今夜の3位決定戦 カナダ戦に期待していた。
いい試合だった。
ずっとリードしていた。
得点が追いつかれることはなかった。
前日の準決勝での敗退から、完全に復活していた。
パラリンピックでは、ハイポインター(障害が比較的軽い方のクラスの選手)池選手の日本最高の光るわざのロングパスからのゴールは、研究されつくされたのか、出すチャンスはほとんどなかった。
スタッフも含めた20人の総合力の勝利だ。
銅メダルを獲得した時、選手、コーチ、スタッフみんなが泣いていた。
日本はこの競技で初めてのメダルだ。
手と足の両方に障害がある人の競技だ。
健常者でもできないことをしている。
本当に、勇気をもらえる。
今井選手は、ローポインターで、グローブをはめるのにも、口を使って、10分かかるという。
今井選手のディフェンスで、敵をブロックして、オフェンスの選手の道を作り、ゴールへと導く。
パラリンピックは、柔道、水泳、テニス、陸上と観ていた。
選手たちの精神力は、実に強い。
過酷なトレーニングに耐えてきた代表選手。
代表に洩れた無数のアスリートがいただろう。
もう、明日、パラリンピックが終わってしまう。
パラリンロスになりそうな気がする。
選手たちのこれからの毎日が輝いてほしい。