手紙の整理が終わり、次は・・・と考えたとき、前々からこれはなんとかしないといかん、と思っていた保険証券関連の書類について手を付けようと思った。
まず、YouTubeで、保険書類の整理を検索して、整理収納アドバイザーが解説している動画を観て勉強した。
家族全員が加入しているすべての保険について、証券から始まり、必要書類を1冊のクリアーブック(クリアーフォルダ)にまとめることを推奨していた。
たしかに、一番わかっているのは、家族のうち主婦だ。
主婦が重篤な状態で入院や突然の意識のない状態に陥った時、ほかの家族が保険の書類を、おそらくは分散してしまってあるそれぞれの保険会社のファイルから、見つけ出すことの困難さが想像できる。
1冊のクリアブックには、火災保険、自動車保険、生命保険、医療保険、個人年金すべてについて、家族全員分を集約する。
何が要るか、保険会社から送られたすべてではないのはもちろんだ。
動画で、解説されたものを列挙する。
①保険証券
②約款
③告知書の控
④保険の設計書 (保険会社の人が、加入の時に案内されたもの)
⑤担当者の連絡先
基本はこれだ。
①保険証券。 まず、保険は、加入している保険会社に電話ができれば、保険証券自体がなくても、請求できる。
しかし、加入していることを家族がわからなければ、電話ができず、なにも支払ってもらえない。
それが一番重大だ。
③告知書の控は、加入した時に渡されている。これがないと、なんと告知して加入したかがわからない。
もし、追加があれば、あとからでも、告知はできるのだそうだ。
④の設計書は、保険証券だけを見ても、私たちにはわかりにくく、契約時に提示され、案内してもらったものを見られると、わかりやすい。
⑤親しくしている担当者がいれば、名刺なども添えて保管しておく。
そして、以上を揃えたら、家族全員の加入状況を一覧にしておく。手書きでもよい。
動画はこのように解説していた。
私は20枚のクリアブックに保管し、分厚い太った1冊ができあがった。
夕食後に始めて、1,2時間でできあがった。
今朝、見出しのラベルを貼り付けて完成だ。
うちは、車はないので、自動車保険はないが、懸案事項の保険のすべてが片付いて、ひと安心だ。
今日、夫に見せたら、貯蓄型の一時払いの終身保険は、5年経過したので、二人とも、解約しようということになった。
保険会社の人に奨められて、預金より得です、と加入したが、加入のタイミングが少し遅れて、あまり得ではなかったが、加入していたものだ。
死亡保険しかないもので、解約返還金は、加入時より多く戻る時期が来たので、解約する。
動画では、契約内容の確認は、年一回すること、毎年届く内容確認書類は、保証内容を確認したら、前年のは捨てること、と解説していた。
さらに私は、契約時の印鑑が押されているものがあると良いと思う。
夫の個人年金の請求のとき、契約時の印鑑を押印することを求められた。