今日の12月31日で、1年間のクリニック、病院の支払いが終わって、締められるので、来年の確定申告の医療費控除に計算する資料のまとめに入ることができる。
還付申告の方は、新年になれば、確定申告期間を待たずに、すぐ申告できる。
会計事務所に居た経験から、医療費控除についてどのように準備したらよいかと、聞かれることがあって、私がやっている方法で紹介してきたオススメできる方法がある。
まず、日頃から医療費の集計を重ねておけば、年末、確定申告の時期になって慌てることもなく、すんなり、集計がまとまる。
少しご紹介したい。
年初から、Excelを使って、日々準備しておくことが一番手っ取り早い。
そして、記入を自分向けに詳しく入力しておくと、将来、過去の病気や治療、検査について振り返ろうとするとき、家計簿よりも詳しく書いてあるので、とても便利だ。
1枚目のシートには、年月日、名前、病院名、薬局名、金額、病気・治療内容・薬品名、備考などの項目を設けた医療費の表を作る。
名前から薬局名までは、ExcelのVLOOKUPの関数を使って、別に名前の表、病院名の表、薬局名の表を作っておいて、数字を入れれば、それぞれが次の列に表示されるようにするのが普段使いやすい。
こうして、医療機関にかかるたび、市販の医薬品を購入するたびに、その都度、入力していく。
交通費も、2枚目のシートに交通機関や金額、利用した区間の駅名、停留所名を入力しておく。
3枚目のシートは、確定申告に利用するときのまとめのシートとして、各医療機関ごとに集計して合計額を一覧表にまとめる。
今の確定申告では、領収証を提出しなくてよくなったので、自分で、7年間保管しておくのがよい。
こうしておけば、年末年初に慌てることがないのと、さらに、とても便利な医療の集計表として、何年も後まで役に立つ。