檀家若者が「番組『酒のツマミ』で俳優の風間俊介さんが、俳優さんから、何の映画を観るの、とか、ミュージシャンから、どんな音楽聴くの、とか、お笑いの人に、お笑いで好きな分野は、とか、その道のプロに聞かれるが最も怖い。答え方1つでセンスを見られそうで、と。確かにそう。住職からの質問も、怖いよ」と。
【追伸】
この檀家若者が「偶に住職が法話で『名医を知りたければ、医者仲間に聞け。名匠を知りたければ、大工仲間に聞け。名僧を知りたければ、坊主仲間に聞け』と。その道の事を聞きたければ、その道に明るい人(専門)に聞くが間違いない。が、質問されたら、これ以上に緊張する事はない。偉そうに講釈(自論)、批評を言い上げた相手が、実はその道のプロの人で、後から人を介してその事を知り、大恥をかいた、という話をたまに聞く。その道のプロは案外に、自分の素性を明かさない人が多いですよね。能ある鷹は爪を隠す、で。住職は、住職の事を知らない人に、身分、素性を名乗る事はありますか」と。「時と場合によるが、殆ど、知らない人には、自分の事をベレベラ話す事はないかな。面倒臭いし」と。