『臨時法話』 天から貰った最高のプレゼントは、わが女房(旦那)殿にて。
今朝、拙僧法話の読者男性から「住職さんは、死をどの様に受け止めておられますか。あの世という世界は、本当にあると思われますか」と、寂しそうな声で電話が。対し、拙僧「その類の問い掛けを檀家の子供達から、偶に聞かれる事がありますね。『地獄、極楽や閻魔さんって、本当にあるの(いるの)』と。対し、拙僧『知らんがな、死んだ事がないから。でも、死んだ後で閻魔さんが本当にいたらどうするね。その時にはもう、間に合わんぞ。死んだ後で閻魔さんが本当にいても大丈夫な様に、この世にいる時に、爺ちゃん、婆ちゃん、お父さん、お母さんを大事にしな。みんな(知人、友人)と仲良くしな。嘘は付かず、正直者になりな。なら、死んだ後で、閻魔さんが本当にいたとしても、慌てる事はないだろ』と。これには、子供達は、非常に心を動かされるみたいですよ」と。
すると、この読者男性が「そういう事なんですよね」と。「拙僧は『ご浄土はある』と説く坊主でありながら、あの世の存在の有無を証明する事など出来ません。ただ、拙僧にとっては、あの世というがないは、非常に困るんですよね。先に旅立った祖父母、父母、縁あった人達にまた、どうしても会いたいですもんね。特に、家内(妻)とは、あの世でも一緒に暮らしたいですもんな。50年(夫婦期間)は、短過ぎる。夢も持たねば、夢が叶う事はないでしょ。願いも持たねば、願いが叶う事はないでしょ」「そうですよね、あの世はある、と信じた方が心が安まりますよね。私も住職と同じ思いなんです。あの世はある、と信じて、向こうで家内を待つ事にします。有難うございました」と、この読者の男性が。
【付録】
拙僧はこれまでに法話の本を3冊、世に出して頂きました。そのご縁がきっかけとなり、テレビ(約半年、週1回)、ラジオ、新聞、雑誌などや、教育委員会、学校、幼稚園、病院、老人ホーム、デイサービス、町内会老人の集い、倫理法人会、他宗寺院、葬儀斎場、社員研修などへの講演(北九州在住の拙僧が、遠方では九州南部、関西、関東、北陸、東北まで)にも呼んで頂き、方々で法話交流を。あらゆる話とまでは言えませんが、様々なジャンルである程度(仏教仏事系の他にも、癒し系、漫談系、人生系、目から鱗系、子育て系など)の話が。何かのお役に立ちそうでしたら、時間調整の許す限り、集いの大小問わず(参加者数人でも)足を運ばせて頂きますので、お気軽に、facebook、X、Instagram のメール(コメント欄)で、お声を掛けてくださいませ。勿論、この様なお話でいいなら、でございますが。拙僧も今年で62歳。これより先の残された時間を、1人でも多くの人のお役に立てれば、との思いです。『今、自分に出来る事を、今やる』ですね。
約10年間でSNSに投稿した3000話の長短法話を下記で読む事が出来ます。
金剛寺ブログ :https://blog.goo.ne.jp/junko-0808
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拙僧が持つグループ「出会うは運命、出会ってからは努力、最後は感謝」
金剛寺インスタグラム:https://www.instagram.com/tentokuzan_kongouji/?
次回の投稿法話は、2月1日になります。
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