【臨時法話】 今日8月8日は、家内の誕生日。当年で58歳に。
家内が20歳、拙僧が24歳の時に交際が始まり、その半年後、家内の了承なしに「1年後の3月13日に、結婚式場と日取りを決めてきたぞ」と家内に。すると家内が「えっ、まだ、お付き合いしている事も両親に言ってないのに」「これから落とすったい」と。
義父が許可をくれたは、式日の3ヶ月前、流石に焦りました。その義父母とは現在、お寺に同居して15年に。同居するが決まった時に、娘(当時高校生)が拙僧に「お父さんが、爺ちゃんと婆ちゃんを」「お前さんは、嫌なのか」「私は嬉しいけど。また、お父さんの負担が」「有難うな。が、お母さんは三姉妹だろ。三人が嫁いで行ったら、老いた親を誰が世話をするんだ。男性は、女の子しかいない家庭の娘さんを、お嫁さんにもらおうと思うなら、そのご両親の老後まで世話をせにゃ。世話をする気がないなら、初めからそんな家庭の娘さんをお嫁さんには、もらわんこった。旦那の両親だけが親じゃない。両方の両親を大事にして初めて、家庭は円満になるんだよ、そう思わんかい」と、当時高校生だった娘に。読者の皆さん、逆マスオさんって、結構居心地がいいもんですよ。
後になって、拙僧夫婦のこの結婚のなり初めを聞いた子供達が「お父さん、それって犯罪やん。お母さんは、よくそれを了承したよね」と。対し拙僧「何が犯罪や。お陰でお前達は、今ここに。当時、お母さんは、まだ何もわからない20歳。考える時間を与えなかったが勝因だな。樹木希林さんが言ってたろ『結婚なんて若いうちにしなきゃ駄目よ。分別がついたら出来ないんだから』と。希林さんはもういっちょ『みんなね、離婚してね、次はいい人と出会ってるつもりでいるけど、似たようなものよ。ただ、辛抱が効く様になっただけよ』と。これが父さんの参考資料になったかな」と。それを横で聞いていた家内が「確かに、あと5年、歳をとっていたら、こんな形のプロポーズ、跳ね除けていたかもね」と。
以来、36年に。今でも拙僧『天から貰った最高のプレゼントは、わが女房殿』の気持ちは、何も変わらずです。夫婦喧嘩は『全く』と言っていい程ないですが、ただ、2回だけ、家内からマジ蹴りを喰らった事が。喰らった理由は、未だ怖くて聞いていません。何か踏んではいけない家内の地雷を、踏んだんでしょうね。蹴った後に家内は「よし」と一言だけ言って、即、普通通りの対応を拙僧に。家内は男前です。あと何年一緒に暮らせるかはわかりませんが、拙僧の今の気持ちはあの世でもまた、家内と永劫に暮らす事が出来たら、が最大の望みです。よって、あの世というがあるを、切に望んでおります。
下記で拙僧の過去の法話を読む事が出来ます。興味がございましたら、是非。
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次回の投稿法話は、8月10日になります。
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