【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2419話目】 世の中に「これ、正解」はない。自分にとって正解か否か、だけ。その自分の正解も、知識、知恵、経験が増すごとに、変化を。
知人に30代独身バリキャリさんがいて、普通程度にブランド物が好きだというのだが、ただ1点、僅かな傷が入るも嫌、という事から、鞄も、財布も、靴も、車も、全て中古品を買うと。中古品だと初めから傷が入っているから気が楽と。「結婚相手はどうよ」と尋ねると「バツ1の人がいい。が、バツ2以上は、嫌」と。
【追伸】
このバリキャリさんに拙僧「バツ1の人がいい。が、バツ2以上は嫌、というのはどういう事」と聞き返すと「別に離婚するが前提で話している訳じゃないけど、初婚の人に私が傷を付けるは、申し訳ないから。それと、1度失敗している人の方が、考えた行動を取ってくれるのではないかと。バツ2以上の人は、学習能力が欠乏している様で、安息を得られそうな気がしないから」「なるほど。で、良かバツ1の人は見つからないのかい」「それがですね、住職。良かバツ1の人って、いる様で、いないのよ。結局、良か人はバツにならないから、かな。ところで、住職は傷というは、気になる方ですか」と。「傷ですか。昔、息子が小学校入学の時、机を買いに。注文品は新品だが、少し傷が。店の人が『新しい机を発注しますので』と謝ってきたが、拙僧『7歳だよ。あっという間に、傷だらけだよ。機能に支障がないんだから、これで結構』とそれを購入。お店の人は気の毒がって、少し値引きをしてくれたよ」「何か、私、気付けた様な気がします。と。
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