1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【2194話目】知らんでいい事は、知らん方がよか。何でもかんでも解明されたら、先が見えて面白くもクソもない。まあ、地球側も「お前達、何様のつもりや」と人類に全てを解明させるつもりはないだろうが。

2021-06-18 14:16:39 | 法話

檀家の科学少年(高校男子)が「徐々に様々な事が解明を。人間も懐妊初期は全員女性と。懐妊2ヶ月目にホルモン変化で女性から男性に。地球内の事は全て、調和される様に事が進んでいる様に思える。住職が法話で『縁は自分に不足の物を補うかの様にやって来る』と度々。僕の両親を見てもそう思う。性格が真逆」と。

【追伸】
この科学オタク少年に拙僧「地球内の事が、生物体を含め、どんどん解明されていったら、先の事が予想出来て、面白くないんじゃないかな」と問うと「知らんでいい事は、知らん方がいい、っていう事ですか。知らない事で、幸せに思える事が、多々あるって事でしょ。まあ、地球側から物申すならば『お前達人類が解明出来る事など、ほんの僅かな事。目の前に来た縁をこれまでに授かった知識、知恵、経験を駆使して、乗り越えていくぐらいが関の山や』という事でしょうけどね」と。「んんっ、まあ、そういう事かな。真言宗(高野山、弘法大師)の理趣教が、その様な教えを説いてくれているよね」と。








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