【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 映画『仁義なき戦い』で、親分役の松方弘樹さんが「家にいると、もう引退しようか、と。が、朝になって子分の顔を見ると、昨夜の心は」と。
さあ、拙僧、せいぜい生きて、あと20年。これから何やっかな。これから何がやれるかな。大人しく生きるは、性に合わんしな。人の一代はわからんもの。目を閉じるその時に、生まれ落ちたる意味がわかるもの。一休さんは晩年、僧侶を辞めて、俗人に。拙僧も生まれた時から、坊主やってた訳ではないし。さて、さて。
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【追伸】
人間は死ぬまで、生きとかにゃならん。何をやらかすかわからんバリバリ理系の息子達の後押しをするも楽しそうだし、まだ見ぬ孫に、よそでは味わえん刺激を与えるも面白そうだし、生きた証をあちこち子孫に残せる様な、そんな仕事を、命ある限り。1人でするではなく、家内と一緒に。あと20年といえば、先日、読者の男性から落ち込んだ口調で電話があった。「住職、娘が自殺をしようとしてたところ、警察に保護されて、かろうじて命だけは。が、今からが親子の試練、やり直しの時間が始まります。1番ショックだったが、20歳の誕生日に自殺しようと娘が、ずっと考えていたという事を聞いた時。何も気付いていなかった。娘は常に普段通りに私達と接触を。自殺決意の1番の理由が、私達夫婦の不仲だったとは。猛省です」と。
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