1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 漢字が生まれた中国では、嫁ぐという表現に『帰』の漢字を使用。嫁いだ先が本当の家により『帰る』という漢字で表してあるのかな。

2022-06-26 07:47:59 | 法話
昨日は千葉の君津へ仕事に。数軒、檀家が。50年以上前、北九州八幡製鉄所から君津製鉄所へ数多の人達が。拙僧の叔父も2人、君津へ。晩年「北九州に帰りたい」と言いながらこの世を。琵琶湖の鮎は、春になれば必ず、生まれた瀬に戻ってくると。その土地で生まれ、その土地で育った思い出は、晩年になって郷愁を。

【追伸】
読者が「私も北九州から父の製鉄所勤務により、君津に移り住んだ1人です。私の父も晩年は『北九州に帰りたい』と言いながら、この世を去りました。が、私にはその様な感情は全く。こっちで生まれ、こっちで育ったので。しかしながら、母には父の様な感情はなかった様です」と。「郷愁を覚えるは、檀家さん達を見ても、知人達を見ても、圧倒的に男性の方が多い様ですね。女性は本能的に『生まれた場所で、死ねると思うな。(檀家老婆達の口癖)』が身に付いているんでしょうかね。例えば、拙僧は山本、家内は嫁いで来る前は村里。子供達にとっては、母親は最初から山本で、村里ではないですもんね。そこら辺の感覚も、男性と女性では、腹の座り方が違うのかもしれませんね。





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