読者が「お寺では、住職の給料って、どうなってるんですか」と。「通常の会社と同じ。お寺から給料が出てるんだよ」「どの寺院も同じなんですか」「同じだよ。住職の中には『お寺の収入は全て自分のもの』と勘違いして、好き放題使う人もいるが、そういう寺院には査察が入って追徴課税が」「へえ、そうなんだ」と。
【追伸】
その読者が「ところで、お寺から貰った給料は、住職夫婦はどっちが管理するんですか」と。「副住職の時代から父(前住職)は直接、家内の手に渡していたから、今でも拙僧、全額家内に」「じゃ、住職は、個人的に自由に使えるお金は持ってないの」「持ってないよ。お寺のお金以外は、幾ら貯金があるかも知らん。だけど、拙僧は個人的にお金は必要ないもんね。煙草もお酒もやらんし、趣味もないし、遊びにも行かんから、小遣いなんていらん」「私達夫婦とは真逆だ。私の夫は毎朝、1000円を私に手渡して会社に。給料が幾らあるかも、貯金が幾らあるかも、私は知らない」と。「そういうご夫婦は、檀家の中にも何組もおらっしゃるよ」「そういう旦那は、どんな旦那ですか」「お金に細かいか、亭主関白、かな。だけど、人(旦那)がそう動くには、そう動くだけの理由があってね。そうされる奥さんの半数は、お金にだらしないかな。そんなご夫婦は、お互いに隠し事が多く、上手くいってない家庭が多いよね。お互いを疑いながら、誤魔化しながら、生活してるからね」と。
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