1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 拙僧の中学時代の友人は空手3段。街で不良に絡まれると、一目散に逃げていた。理由を聞くと「大怪我させたら、まずいだろ」と笑いながら。

2022-05-01 16:01:41 | 法話
檀家で柔道の有段男性が「嫌がらせを後部座席からずっと続けてきた男性を、タイソンさんが何度も殴り付ける映像が。住職はあれ、どう思いますか」と。「その映像、見たよ。タイソンさんだが、初めのうちは前方を向いたまま、苦笑いで言われっぱなしでしたよね。あの嫌がらせ男性だが、何か目的があったのかな」と。

【追伸】
この檀家男性が「目的って、何ですか。やられた後の保険金(示談金)、狙いかなんか、ですか」と。「わからんけどね。米国は訴訟の国だからね。タイソンさんの試合は、あの嫌がらせ男性も、少なからず見てるはずでしょ。タイソンさんと知って、ちょっかいを掛けてるんだから。ヘビー級のボクサーをたった1発でダウンさせるパンチを持つタイソンさんに、ちょっかいを出すんだから、それなりの目的がないと。普通なら怖くてそんな事、と思いませんか」「手加減まで計算してたのかも、ですね。報道番組でやたらに『世界1のボクサーが、あんなに何度も殴ったら、危ないと思わないのか』と言ってたが、本気で殴ってるわけ、ないでしょ。ヘビー級のボクサーを1発で仕留めるタイソンさんだよ、老いたりとはいえ。だけど、住職。自分も有段者なんだよね。あんな場面に私も、1度出会った事が。その時は笑って対処したが。実際は、我慢にも限度が。どう対処すれば、正解なのかな」「難しい問題だよね。それこそ、法律で明確にしてもらわないと。言いたい事(自論正義)を言う人達も、世間には数多にいるもんね」と。








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