1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【2235話目】檀家の子供達が「死後の世界ってあるの」と。「死んで逝った爺ちゃん、婆ちゃんに、また、会いたいかい」「そりゃ、会いたいよ」「会いたいなら、ある、と信じていた方が、楽しいよな」と。

2021-08-09 12:11:12 | 法話

読者が「番組『そこまで委員会』で、臨死体験の話と死後の世界の話が。住職の見解は」と。「死に掛けた事もないし、死んだ事もないからね。常日頃、寝ている時に夢を見ているのと同じ様に、死に掛けている時に、夢を見てるんじゃないのかな。『花畑にいた』は脳にインプットされている浄土の知識の表れかな」と。

【追伸】
この読者が「住職は、仕事が仕事なのに、考え方が冷ややかですね」と。「いやいや、そうではなくて、その道の専門家が『大脳が未発達の状態では、臨死体験はしない。臨死体験は、一定程度の知識の蓄積と経験値がないと、その体験はない。だから、大脳のない動物は、死の恐怖がない。よって、人間も大脳が未発達の7歳、8歳頃までは、死の恐怖を感じない』と。この考え方には、賛同かな。ただし『死後の世界があるか、ないか』については、まだ1度も死んだ事がないから、明確な答えは出せんけどね。ただ、拙僧においては、ないと困るんだよな。あの世でも、家内と一緒に暮らしたいからね」と。





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