1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

若者が「私は20代ですが、住職が若い頃も、こんな誹謗中傷錯乱の世の中だったんですか」と。「いや、間違いなくSNSが普及してから、人と人との間にあった垣根が、見事に低くなっていった気がするかな」と。

2021-08-16 09:15:17 | 法話

檀家若者が「番組『ワイドナショー』で女性アイドルが言い間違いを。対し関係者は笑って見過ごしたが、SNSで厳しいお叱りが殺到と。東野さんが『1人の個性を潰しましたで』と。世の中は何を望んでるんだろうね。寄って集って批判して、数多の個性なき人材を作り出して、面白くもない社会を構築したいのかな」と。

【追伸】
因みに、この女性アイドルさんが言った事とは「ヤクルトベイスターズ」と、言っただけだそうです。そんな事も許せないのかな、今、この国は。この檀家若者が「その番組で、歌手の西川貴教さんが『以前、北の国からの倉本聰さんの話をしたら、そう言うつもりで言った訳ではないのに、世間に伝わらなくて、世間から大叩きを食らった』と大変な落ち込み様。対し、松本人志さんが「このお仕事、難しいよね。世間に伝わらないから。短く喋ると、理解してもらえないし、長く喋ると、長過ぎると批判されるし』と。住職、私はまだ20代。住職が若かった時代は、こんな世の中だったの」と「いや、SNSの普及で、人と人との間の垣根が低くなってしまったは、間違いないかな。たった1本の指で、寄って集って見知らぬ人を、自殺に追い込む状況を見てるとね。言論の自由を履き違えているようにしか思えんね。発信者を明確化するだけで、随分と誹謗中傷は減ると思うけどね。ある意味、命が関わる問題だからね」と。





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