般若心経２６２文字の中に説かれている内容を簡単に言えば「くよくよ、ぎすぎす生きるな。おおらかに生きよ。見たい物だけ見る目なら、聞きたい事だけ聞く耳なら、言いたい事だけ言う口なら、そんな物いらない。したい事だけすればそれで事が済むんかい。世の中そんな事がまかり通る世界じゃない」と。
講演後２０歳の夜間学生が「実は高３の時、東大確実と。が受験拒否。親を喜ばせたくなかったから。が『俺がこうなったのは、あいつが、こいつが、と。責任転嫁はその場だけは楽に』と説かれ『俺はこの３年何をしてたんだ』と猛省。さらに『何歳から出発しても遅くない』との言葉で、やり直そう」と。
嫁いだ先の家族から長年に渡り辛い仕打ちを。仲立ちを一切してこなかったご主人他界、葬式後「あんたは所詮他人、兄貴の財産貰う権利は。土地家屋の権利書を持ってこい」と家族から。が、いつ書き換えてたのか名義が全て奥様の名前に。こうなる事をご主人は。粋な事をされる。ご主人、辛かったろうね。
檀家中学生が「大学まで英語を１０年間勉強、何割が英会話を。どの国も子供は親との会話から語学の勉強を開始。読み書きはその後。話せて何ぼ。英語の先生が英会話が出来んでは。ドクターも５科目が優秀だけでは。手術で腹を開いたら数学問題が出てくるわけじゃ。義務教育を含め抜本的な見直しが」と。
４２歳女性がスキルス胃癌で余命半年と。「娘が中学出るまでは何とぞ命を」とお寺へ祈願に。「親としての強い姿を見せられるのはあとわずかしか」と自分に厳しい生き方５年貫き、娘の高校入学を見届けて他界。他界前日病院にて７０歳を越えた母親に両手をつき「娘をお願いします」と。母は偉大だよね。