1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

家庭を守ってくれている女房殿の役目は大きいよ。(写真はお寺法要裏方さん)

2016-11-25 14:54:16 | 法話
先般専業主婦が交通事故に遭い入院。1日当たりの保証金、所謂価値が9,750円との判例が。されば奥様方は年中無休、月給にしたら約30万円という事に。「俺が働いてお前を養ってんだ」なんて横柄な言葉、ご主人はもう言えなくなったね。会社でも、家庭でも役割分担が。将棋も王将ばかりが駒じゃ。

戦争でズタズタにされ僅か30年で経済大国に。その勤勉性が徐々に。(写真は四国霊場札所)

2016-11-25 06:53:42 | 法話
世界大戦後シベリア抑留帰還兵士は50万人、強制労働死亡兵士は6万人を越えたと。その内容は54歳の私には書物による知識しかなく軽々と語るものでは。が、当時日本人が建てた建物が何と現存していると。捕虜の立場でも手抜きしない日本人は凄いと絶賛。が、昨今は方々で。いつからこんな国民性に。

世の中の成功者の大半は臆病者、無鉄砲に力をひけらかす愚か者に非ず。

2016-11-24 17:34:05 | 法話
福岡県宗像鐘崎は日本海女発祥地。海女と言えば「浜までは海女も蓑(みの)着る時雨かな」の道歌が。「どうせ海に入れば濡れる。雨除けのコート(蓑)等着る必要ない」と言う浅はか者が。その時に備え万全の体勢を整えるはプロとして当たり前。馬の名手だった家康公は川渡り時必ず馬から降りていたと。

少し早いですが、師走の話を。日本の伝統を軽んじて他国のものばかりを。将来国という組織は、心配だね。

2016-11-24 07:26:57 | 法話
師走の師はお坊さんの事を指しておるんですな。お坊さんが走り回る。何のこっちゃ。正月様、所謂、歳徳神が帰宅する為「準備は」と方々に叫んで。正月様とはその家の先祖の集合霊、正月三が日はお盆と同じ意味あいにて。ハロウィンと同様にて。なのに里帰りしたら家はもぬけの殻。日本の伝統は何処へ。

人は自分だけは死なんと思っとる。が、明日の命を約束された人は誰一人も。

2016-11-23 15:22:33 | 法話
朝、会社へ。玄関を出てすぐの横断歩道で信号無視の車に、絶命。玄関を出る時奥様が「ちょっと、あーた」と一声、「んっ」と振り向いた1秒があったらご主人を引いた車は通り過ぎている。何故にピンポイントでその場所にいなければ。そう考えると人間はやはり寿命かいな。「今命が有るに何不足」だね。