毎日のように子どもの自殺のニュースが、テレビ、新聞にて報道されます。
子供同士による「いじめ」、教師による「いじめ」等、これでもか!と思えるほど
で、コメンテイター、有識者の批判の言葉もどんどんエスカレートしています。
長年、教師として携わってきた身にとっては、漫然と見ていられないようにも
思います。わたし達の頃も「いじめ」は多少はあったでしょうが、今の様に陰湿
ではなかったし、私自身も疎開児童でしたから、「いじめ」られたことも在りま
し た。どのようにして乗り越えたか、もう記憶にはないです。
教師による「いじめ」についても、叱責は日常茶飯で、それらを「いじめ」と
とるとどこでけじめをつけるか、難しいです、昔、教えとして「2つ叱って3つ褒
め、5つ 教えて良き人にせよ。」といわれました。
わたしもそれなりに、悪いことをすれば、叱りもしてきました。これからの教師
は叱ることさえ、「いじめ」ととられないように意識しながら指導しなければな
らな くなりますから、問題も多いでしょう。
自殺にまでいくというのは、今までは少なかったでしょうが、最近は特に多く
そこまで追い詰められるのかと、「いじめ」の質にも問題があるのでしょう。
単純な「いじめ」と、暴力を伴う「いじめ」の違いですかね。
社会問題として子どもの教育はこれから大きく圧し掛かってくるでしょう。
近江八幡堀の屋台舟