「世界人権宣言」の採択から60年になるとのことです。毎年この季節に
「全国中学生人権作文コンテスト」が行なわれ、昨日の中日新聞に愛知県大会
の入選作が掲載されていました。
その中に思わず涙がこぼれそうになったのがありました。内容を端折って
みます。
「弟は自閉症だ」
今6年生の弟が生まれつき自閉症で幼少の頃から家族に 迷惑をかける
行為や自傷行為を行いいろいろと問題もあったが、両親の深い愛 「ずっと大きく
ならずに、可愛いままでいてくれたらいいね。」の言葉に、縁があって この世
に 生まれてくれた子だからこそちゃんと育てていきたいの考えが自分にもよく
分かるようになったこと。
そして自分に出来ることとして、「自閉」と言う障害を正しく理解してもらい、
偏見を抱かずに接してほしいと主張すること。
お寺の息子として育った中学3年生の男子ですが、世の中「いじめ」や
「自殺」など問題を生じていますが、このような中学生もいることに、ほのぼの
とした温かさを感じました。
また、盲目の女子中学生は、「皆、同じ普通の人」として、障害のある者を
下に見ず、平等な目で見てほしい・・・と障害に対する偏見のない社会を
願っている。
わたし達の身の回りには」まだまだ差別や偏見が見られます。差し詰め
わたしは女性に対しての差別を未だに感じています。女性を「お前」呼ばわり、
また「呼び捨て」など最も許せないと思います。
今のわたしはその場で改めるように(元同僚などにも)言いますが・・・・
昭和1桁世代は???です。