夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

「人権作文」 中学生の作文コンテストから

2006-11-09 20:44:23 | Weblog

  「世界人権宣言」の採択から60年になるとのことです。毎年この季節に
 「全国中学生人権作文コンテスト」が行なわれ、昨日の中日新聞に愛知県大会
 の入選作が掲載されていました。

  その中に思わず涙がこぼれそうになったのがありました。内容を端折って
 みます。

   「弟は自閉症だ」   

  今6年生の弟が生まれつき自閉症で幼少の頃から家族に 迷惑をかける
  行為や自傷行為を行いいろいろと問題もあったが、両親の深い愛 「ずっと大きく
 ならずに、可愛いままでいてくれたらいいね。」の言葉に、縁があって この世
 に 生まれてくれた子
だからこそちゃんと育てていきたいの考えが自分にもよく
  分かるようになったこと。

  そして自分に出来ることとして、「自閉」と言う障害を正しく理解してもらい
  偏見を抱かずに接してほしいと主張すること。

  お寺の息子として育った中学3年生の男子ですが、世の中「いじめ」や
  「自殺」など問題を生じていますが、このような中学生もいることに、ほのぼの
  とした温かさを感じました。

  また、盲目の女子中学生、「皆、同じ普通の人」として、障害のある者を
  下に見ず平等な目で見てほしい・・・と障害に対する偏見のない社会
 願っている。

  わたし達の身の回りには」まだまだ差別や偏見が見られます。差し詰め
 わたしは女性に対しての差別を未だに感じています。女性を「お前」呼ばわり、
 また「呼び捨て」など最も許せないと思います。

  今のわたしはその場で改めるように(元同僚などにも)言いますが・・・・
 昭和1桁世代は???です。