夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

カービング(タイの伝統工芸) 山かほるさんの作品展を見る

2006-11-25 16:26:18 | Weblog
   「メッツ」でのスイミングの帰り、伊勢市おかげ横丁 五十鈴塾 左王舎で
   開かれている「カービング」の作品展へいきました。
           

      「カービング」については、夏の初め、「85の会」(教員時代の会)で三杉
   「メナード青山」ヘ 集まった時、当の山(すぎやま)さんからタイ伝統工芸
   の石鹸彫刻
に熱を入れて いるとのことで、集まったみんなにカービングの
   香り石鹸をプレゼントしていただきました。
        松に添えて                    贈り物に
           

   カービングの研修に夏休み、冬休みもタイまで技術習得に出かけるそうで、
   始めて2年半のうちに4回ほど出かけたとのことでした。

   面白いのは、石鹸だけでなく、果物、野菜などにも花の彫刻を施し、
   今日 も部屋の入り口には大きな冬瓜をくりぬき中には花、外側皮の部分は
   葉が 彫られていました。
         南瓜の彫刻字の周りにバラ       スイカへの実演 (山さん)
             

   部屋の中央では卓の上に置かれたスイカの中を取り除き1本の彫刻刀
  (カービング専用)でバラの花びらに削っていました。自然に反りは出来る と
   のこと、ただ削るのに手が冷たいと硬くなってしまい、し辛いと・・・
 
    野菜などは、長く保管できないから、今日作っても明日には食べてしまう
   物もあるとのこと、今日もスイカの中味は見学に来ていた幼稚園児の口に
   入り、 後の部分を花びらに削っていました。 ある程度はグリセリンで処理も
   するそうです。

     現職の高校教師ですから、余暇を利用しての工芸作品作り、その意欲には
   頭が下がります。(この方、書道の方も達人です。)

         { 天は二物を与える}です。