今日の夜、NHK 立体生中継 地球LIVE
第1部「地球の肺 森が危ない!」 を見ました。
地球上の人間が吐き出す二酸化炭素72億トン、そのうち海と森が
半分近くを吸収してくれるのです。まさに海と森は「地球の肺」なの
です。
しかし、その海や森が今危機にさらされています。宇宙飛行士若田
さんの滞在している宇宙ステーションでは危機にさらされている地球の
森をカメラに映し出していました。
宇宙ステーション きぼう
破壊されていく地球上の森林
各地温暖化現象で森林火災が発生、またアマゾンでは森の木を
伐採して広大な大豆畑にしたり、木がなくなってしまうのです。
森林火災
温暖化の進行を緩やかにしている「地球の肺 」森と海をどのように
して 守っていくかがこれからの世界の課題です。
第2部では地球深部探査船が海洋酸性化により地下生物の脅威
に迫ります。
海底3千メートルまで探査
第2部はバハマの海から地球環境と海の危機に迫っていました。
バハマの海の美しさは魚卵石にあり、その魚卵石は石灰岩
(炭酸カルシューム)で大量の二酸化炭素を吸収しているのです。
しかし海の海洋酸性化が進んできていると言うことです。二酸化
炭素の濃度が高くなってきているのです。貝の異変、魚の異変など
おきています。海の生態系に影響を及ぼすのです。(貝の成分である
炭酸カルシュームが作れない。)
海洋酸性化は海が二酸化炭素を吸収する仕組みが出来なくなる
というのです。
モナコ宣言では2020年までに二酸化炭素の排出量を減らすこと
を提起しています。それと同時に森や海を守っていくことが重要となる
のです。