今日はみえ長寿推進員(長寿社会大OB)の南勢志摩の総会が伊勢市の
生涯学習センターで行なわれました。
会のあと「みえ出前トーク」として「漢方薬の話」が三重県保健環境研究所
衛生研究課の課長さんにより話されました。(女性の方です)
先ず薬草については乾燥の仕方として、日陰・風通しのよいところに干し 、
ビニル袋 でなく紙袋にいれ 冷暗所で保存する。
ジュウヤク アマチャ
保存状態のものは生薬(しょうやく)となる。
内服(飲む)としては30~40分煎じて半量にする。
1日分は使い切ること。(3回くらいに分けて飲む)
薬用酒、または生で利用できる物もある。(アロエ・しょうが、ウコンなど)
キダチアロエ
外用薬としては湿布・うがい・浴湯(蓬・菖蒲など)にも利用できる。
市販されている漢方薬としては、湯液(煎剤)・丸薬(正露丸、万金丹)
散剤・軟膏剤・エキス剤(顆粒剤、錠剤、カプセルなど)
よく使用される「葛根湯」(わたしも初期風邪のときに服用)は、7種類の
生薬(葛根・麻黄・大棗<ナツメ>・桂皮<ニッキ>・芍薬・生姜・甘草)
で作られている。 但し常用すると眠られなくなることもある。
麻黄
生姜はどの漢方薬にも含まれ風邪や解毒剤としても利用される。
漢方薬にしろ薬は「薬にもなるが毒にもなる」から、良いからとて、多くは
使用しないように。毒性の強いトリカブトなども漢方の中には取り入れられ
ている。(毒をもって毒を制す)
わたし達は日常の食生活で、生姜、ウコン、玉ねぎ、柑橘類などを食
べていますが、これら全て漢方に関するもので、日本食の良さです。
漢方には植物性ばかりでなく動物性のものもあり、いわゆるマムシ酒、
また蛇の皮なども使用されるそうです。
子供の頃川での水泳で耳に水をいれ中耳炎になりそうだったのを、
セミの殻を黒焼きにして入れて治したことがありました。昔からの民間
療法と言っていたものでしょう。(これはお寺の和尚さんに教えられた)
午前中はグランドゴルフ 4回 91(3アンダー) 35人中21位