夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

漢方薬について

2010-05-12 20:51:57 | Weblog

    今日はみえ長寿推進員(長寿社会大OB)の南勢志摩の総会が伊勢市の
    生涯学習センターで行なわれました。
     会のあと「みえ出前トーク」として「漢方薬の話」三重県保健環境研究所
   衛生研究課の課長さんにより話されました。(女性の方です)

    先ず薬草については乾燥の仕方として、日陰・風通しのよいところに干し 、
    
ビニル袋 でなく紙袋にいれ 冷暗所で保存する。
        ジュウヤク                アマチャ
        
         保存状態のものは生薬(しょうやく)となる。
         内服(飲む)としては30~40分煎じて半量にする。
         1日分は使い切ること。(3回くらいに分けて飲む)
           

     薬用酒、または生で利用できる物もある。(アロエ・しょうが、ウコンなど)
              キダチアロエ
           
         外用薬としては湿布・うがい・浴湯蓬・菖蒲など)にも利用できる。

        市販されている漢方薬としては、湯液(煎剤)・丸薬正露丸、万金丹)
      散剤・軟膏剤
エキス剤(顆粒剤、錠剤、カプセルなど)

         よく使用される「葛根湯」(わたしも初期風邪のときに服用)は、7種類
       生薬(葛根・麻黄・大棗<ナツメ>・桂皮<ニッキ>・芍薬・生姜・甘草)
     で作られている。 但し常用すると眠られなくなることもある。
               麻黄
            
       生姜はどの漢方薬にも含まれ風邪や解毒剤としても利用される。

      漢方薬にしろ薬は「薬にもなるが毒にもなる」から、良いからとて、多くは
   使用しないように。毒性の強いトリカブトなども漢方の中には取り入れられ
    
ている。(毒をもって毒を制す

    わたし達は日常の食生活で、生姜、ウコン、玉ねぎ、柑橘類などを食
      べていますが、これら全て漢方に関するもので、日本食の良さです。

    漢方には植物性ばかりでなく動物性のものもあり、いわゆるマムシ酒、
     また蛇の皮なども使用されるそうです。

     子供の頃川での水泳で耳に水をいれ中耳炎になりそうだったのを、
      セミの殻を黒焼きにして入れて治したことがありました
昔からの民間
      療法と言っていたものでしょう。(これはお寺の和尚さんに教えられた)

    午前中はグランドゴルフ 4回  91(3アンダー)  35人中21位