5月24日のNHKクローズアップ現代から
今年の1月13日中米ハイチで起きた大地震で死者20万人以上とも言われ
る現地へ83歳の女性医師須藤昭子さんが赴きました。
ハイチでの活動は30数年に渡り、蔓延する結核患者の治療に当たってき
ました。須藤医師は修道女であり、医療だけでなく、今度の地震災害では、
水が供給されない地区に対して、ユニセフ・日赤・国連などへ現地の人と出向
き飲み水、医療のための水を供給するように掛け合うのでした。
83歳と言う高齢であってもなおかつ、弱き者たちのために自分の出来る
限りを尽くす生き方はまさに「ハイチのマザーテレサ」と呼ばれる由縁でしょう。
アナウンサーの「年齢から考えて引退されることは考えないですか。」の
問いに「仕事では引退はあるでしょうが、生き方には引退はないでしょう。」
と静かに話されました。
わたしなど自分の齢を考えすぐ「齢だから・・・・・」と逃げの態になってしま
いますが、須藤医師に敬意と共に自分への戒めを強く感じました。