昨日、今日の午前4時からのNHKラジオ深夜便100年インタビューで
2日間拉致被害者で8年前に帰国した蓮池 薫さんへのインタビューを聞きま
した。蓮池さんは現在は新潟産業大学で講師をされ、翻訳業を主とされています。
「半島へふたたび」の著書(わたしは読んでいないが)もあります。
大学3年生の20歳の蓮池さんが拉致されたのは昭和53年でいきなり
後ろから捉えられ袋に詰められて船で北朝鮮へと、デート中の今の奥さん
とは別々に北での生活を強いられ、言葉は通じず、生活も全く異なり、不
安と寒さ,食糧難に今のわたし達には考えられない暮らしだったこと。
言葉を覚えるためには3時起きをしての猛勉強(これは大学受験で培っ
た習慣が身についていたそう)をした。
2年後に奥さんとの出会いで結婚するものの、子どもには拉致のことは
言えないまま、在日朝鮮人として日本から来たと。一時帰国の時さえも、
ちょっと旅行にと子どもを連れては来られなかった。だからどうしてももう
一度北へ帰らなければの思いだった。(親子の絆を断つことは出来ない)
日本への帰国は夢であり、かなえられたうれしさは言うに言えない。未だ
に拉致されたままの人々にとっても「夢」をかなえ、絆を大事にと思う。
昨年ー半島へふたたびーで北へではなく韓国ソウルへ旅して、韓国の
対日 感情や北への対し方など自分の目で見てみたかった。そのために戦争
記念館(朝鮮動乱の歴史)も訪れた。
青春時代から24年間と言う長い年月を北朝鮮での暮らしを強いられ、
それでもしっかりと生きて来られた蓮池さんでした。現在は日本での生活
に落ち着 かれ、お子さんたちも日本人として安住されているでしょう。
茶の実会
今日は我が家での4人の仲間による茶の実会でした。4人なのでお互い
の都合の良い日も決めやすく、毎月1回ですが3年近くにないります。
だんだんと高齢になり、出かける機会も少なくなり、巷では独り老人が閉じ
こもり、話すことのない日々を送っている報道も目にします。
今日は鮭弁当
その点田舎では、畑仕事などもあり、外にさえ出れば話す相手は事欠き
ません。我ら4人の仲間も普段は畑仕事や家事で結構忙しくしていますが、
たまにはゆっくりと食べてしゃべってと、いろいろな情報源となっています。