夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

友からの電話   ー独り暮らしを考えるー

2012-02-10 19:32:16 | Weblog

   ご主人の死から7年が過ぎ、今では独り暮らしも落ち着いてきている友達N
 さん(76歳)から電話があり、1時間近く話しました。
  最近公証人役場で任意後見人を決めてきたと言うこと。Nさんには子ども
 は無く、自分の兄弟姉妹も自分が一番下であり、殆ど亡くなり姉が1人子ども
 と は別に暮らしているとのことです。

  ご主人の遺言で家屋・地所などの財産は全てNさんにとなり、大切なものは
 銀行の貸金庫へと保管です。

  ところが3ヶ月前に遠隔地に住んでいた姉(すでに死亡している)の娘
 (Nさん
の姪)が来て一緒に暮らしてくれたそうです。姪は早くに離婚して
 1人息子を育
て獣医となり、三重に来ていたのです。息子とは一緒に住
 めないからと言うこと
で、1人暮らしの叔母(Nさん)の所へ転がり込んだ
 のです。

    61歳と言うことでまだ年金も無くさりとて働く職場もなく、幸いNさんに
 は年金
もしっかりあり、自分との共同生活が うまく行くならば多少金銭
 の援助はと思い
過ごしました。

  しかしまたいろいろとトラブルが生じ、1人息子の元へと帰ったそうで
 した。
姪と言えども60年間共に過ごしたことがなく15歳の開きは物や
 考え方など
価値観が異なり、同じ屋根の下で暮らすことは容易ではない
 でしょう
。 

  暮らし始めた当時も”大丈夫かなあ!”と懸念しましたが、最初は食事の
 用意や買い物、など助かることや、何より話し相手があることで、喜んでいま
 した。”上手くいけばよいが”と同じく1人暮らしのわたしなど羨ましくさえ思い
 ましたが・・・・・・

  また1人暮らしに戻ったのです。平均寿命も女性は90歳まで伸びた
 現在あと何年生きられるかですが、10年余りとして、気楽に1人暮らしもい
 いのではと・・・・・子どもにでも疎んぜられる昨今です。気兼ねせずに独り暮
 らしをエンジョイしてみてはと励ましました。

  わたしの方は今日は、賢島にある近鉄系のホテル「プライムリゾート」 
 喜寿友だちとランチを食べに行きました。この年齢では独り暮らしも多くな
 ってきています。残り少ない年月?ですから、楽しく過ごしたいものです。