ご主人の死から7年が過ぎ、今では独り暮らしも落ち着いてきている友達N
さん(76歳)から電話があり、1時間近く話しました。
最近公証人役場で任意後見人を決めてきたと言うこと。Nさんには子ども
は無く、自分の兄弟姉妹も自分が一番下であり、殆ど亡くなり姉が1人子ども
と は別に暮らしているとのことです。
ご主人の遺言で家屋・地所などの財産は全てNさんにとなり、大切なものは
銀行の貸金庫へと保管です。
ところが3ヶ月前に遠隔地に住んでいた姉(すでに死亡している)の娘
(Nさんの姪)が来て一緒に暮らしてくれたそうです。姪は早くに離婚して
1人息子を育て獣医となり、三重に来ていたのです。息子とは一緒に住
めないからと言うことで、1人暮らしの叔母(Nさん)の所へ転がり込んだ
のです。
61歳と言うことでまだ年金も無くさりとて働く職場もなく、幸いNさんに
は年金もしっかりあり、自分との共同生活が うまく行くならば多少金銭
の援助はと思い過ごしました。
しかしまたいろいろとトラブルが生じ、1人息子の元へと帰ったそうで
した。姪と言えども60年間共に過ごしたことがなく15歳の開きは物や
考え方など価値観が異なり、同じ屋根の下で暮らすことは容易ではない
でしょう。
暮らし始めた当時も”大丈夫かなあ!”と懸念しましたが、最初は食事の
用意や買い物、など助かることや、何より話し相手があることで、喜んでいま
した。”上手くいけばよいが”と同じく1人暮らしのわたしなど羨ましくさえ思い
ましたが・・・・・・
また1人暮らしに戻ったのです。平均寿命も女性は90歳まで伸びた
現在あと何年生きられるかですが、10年余りとして、気楽に1人暮らしもい
いのではと・・・・・子どもにでも疎んぜられる昨今です。気兼ねせずに独り暮
らしをエンジョイしてみてはと励ましました。
わたしの方は今日は、賢島にある近鉄系のホテル「プライムリゾート」 へ
喜寿友だちとランチを食べに行きました。この年齢では独り暮らしも多くな
ってきています。残り少ない年月?ですから、楽しく過ごしたいものです。