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「雨に濡れないように!」  しかし、全く濡れないのは不可能!

2011-03-20 17:20:25 | 政治
2010年3月20日(日)

 地震と津波の被災地、そして福島原発の事故の地元でも雨模様らしい。

私の地元でも小降りであるが雨が降っている。


 所用あって、バイクで出掛けた。 

 この地域はまだ放射線に汚染されていないようだが、できるだけ雨に掛からないようレインコートを着用し、フルフェイス・ヘルメットの下には、風邪用マスクを付けて行動した。

 さすがに、走行中はそれほど肌に雨が触れることはなかったが、問題はレインコートなどを脱ぐ時だ。

 できるだけ注意したが、やはり指先はレインコートやバイク用手袋についた雨粒で濡れた。 放射能汚染地域であれば、これは結構怖いことである。

 直ちに水で洗ったが、放射能汚染地域であれば、少なくとも多少の被曝はしていることになるし、誤って口に入るようなことになれば、「体内被曝」という恐ろしい事態になる。 半減期が比較的短く8日という「放射性ヨウ素」でも体内に入ってしまうとなかなかレベルは下がらないというし、癌などの潜在的危険要素となる。

 セシウムの半減期は30年と言うことだ。

 現在、関東地方でもヨウ素のほかにセシウムも観測されている。


 きょう付けの時事通信によれば、

【19日午前9時までの24時間、地上に落ちたちりや雨に含まれる放射性物質を測定。
最も多かったのは栃木で、放射性ヨウ素が1k㎡当たり1300メガベクレル
 (1㎡当たり1300ベクレル)だった。
ほかの1都4県はそれぞれ 21~230 メガベクレル/k㎡。
セシウムは栃木 62 メガベクレル/k㎡、
群馬 84 メガベクレル/k㎡で、ほかでは検出されなかった。】 

 ということである。

 しないより『まし』程度の予防策(産経新聞より)

    (しかし、着のみ気のまま避難してきた人々に余分な着替えなど無い
     上の説明のような衣類の使い捨ては普通の生活でも不可能なのに
     さらにシャワーの絵を描いてあるが、飲む水にも事欠いているのに
       ・・・結局、できないことを書いてあるだけ。)

     **************

 また、きのうときょうの時事通信他では、水道水に放射性物質が検出され、福島では規制値を越していたと発表されたという。 

【基準値超える放射性ヨウ素検出=福島県川俣町の水道水―厚労省
 時事通信 2011年3月20日(日)02:03
 福島県が7カ所で調査した結果、17日に同原発から40キロ以上離れた川俣町の水道水から、国の飲料水の基準値を上回る1キログラム当たり308ベクレルのヨウ素が検出された。
 国の飲料水の基準値はヨウ素が300ベクレル、セシウムが200ベクレル。】
【水道水から微量の放射性物質=栃木、東京など1都5県―文科省
 時事通信 2011年3月19日(土)16:03
 文部科学省は19日、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、新潟の1都5県の水道水から、放射性物質を検出したと発表した。
栃木(採取地・宇都宮市)では水1キログラム当たり
 ヨウ素131が 77ベクレル、
 セシウム137が 1.6ベクレル検出された。

群馬(同・前橋市)はそれぞれ 2.5ベクレル、0.22ベクレル
ほかの1都3県で検出されたのはヨウ素のみで、
埼玉(同・さいたま市)0.62ベクレル、
千葉(同・市原市)0.79ベクレル、
東京(同・新宿区)1.5 ベクレル、
新潟(同・新潟市)0.27ベクレル】 





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放射線、雨やちりにも 専門家「健康に影響出ない値」 

      朝日新聞 2011年3月20日21時38分
  文部科学省は20日、上空からちりなどとともに落ちた降下物に含まれる放射性物質の量を都道府県ごとに発表した。場所によって一時、放射性セシウムが通常の1千~2千倍あった。専門家は「直ちに健康に影響は出ないが、注意が必要」としている。

  

 群馬県と栃木県では18日から19日にかけて、セシウム137がそれぞれ1日1平方メートルあたり84ベクレル、62ベクレル検出された。この値はこれまでに検出された1日あたりの量の約1200~2100倍に相当する。翌日にかけて値は63ベクレル、45ベクレルに下がった。

 放射能の量が半分になる半減期が8日間のヨウ素131は、栃木県で1300ベクレル、群馬県で230ベクレル検出され、いずれも翌日は下がった。

 福島県は、震災の影響でデータを得られなかった。

 気象研究所の報告によると、チェルノブイリ原発事故が起きた直後の1986年5月には、茨城県内でセシウム約130ベクレルを検出。1日あたりだと4.3ベクレル。米ソなどが核実験を繰り返していた60年代には、東京都で月間500ベクレルほど、1日あたりで約17ベクレルを検出していた。

 セシウム137は放射能が半分になるまでの期間が30年と長く、地表にたまりやすい。今後、雨が降れば、大気中の放射性物質が落下して、降下物に含まれる値が高まることも予想されている。

 学習院大の村松康行教授(放射化学)は、「今回の値ですぐに健康に影響が出るわけではないが、汚染は確実に進んでいる。高い値がこれからも続くのか、注意してみていく必要がある」と話している。



ちりから微量の放射性物質=栃木など1都5県―文科省
 (時事通信) - 2011年3月20日(日)13:03
 

 文部科学省は20日、ちりや雨の中に含まれる放射性物質の全国調査結果を発表した。栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、山梨の1都5県で微量の放射性ヨウ素などが検出された。同省は「健康に影響する恐れはない」としている。

 調査では19日午前9時までの24時間、地上に落ちたちりや雨に含まれる放射性物質を測定。最も多かったのは栃木で、放射性ヨウ素が1平方キロメートル当たり1300メガベクレル(1平方メートル当たり1300ベクレル)だった。ほかの1都4県はそれぞれ21~230メガベクレル。セシウムは栃木62メガベクレル、群馬84メガベクレルで、ほかでは検出されなかった。

 宮城、福島、茨城、奈良4県は、測定機の故障などにより集計できていない。
 


北茨城市のホウレンソウ、ヨウ素検出 規制値の12倍
 (朝日新聞) - 2011年3月20日(日)14:33


水道水から微量の放射性物質=栃木、東京など1都5県―文科省
 (時事通信) - 2011年3月19日(土)16:03


基準値超える放射性ヨウ素検出=福島県川俣町の水道水―厚労省
 (時事通信) - 2011年3月20日(日)02:03