今日のシネマ
2006年 スイス
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2009年10本目のレビューはこれ。
よかったです。
今年はいい映画によく当たる。
幼稚園で地球温暖化について豪語するヴィトスは 他の園児や先生から浮いた存在。
誕生日にオモチャのピアノをプレゼントされるんだけど
生まれて初めて触ったピアノで いきなり 「Happy Birthday to you」 を弾いて
その場に居た人たちを喫驚させる。
母親は 「この子は神童だ」 と 大騒ぎ。
わかります。
私がこの母の立場でもそうだと思うもの。
でもここからが大変です。
12歳になったヴィトス。
計測不能なほど高いIQを持ち、飛び級しても 学校でしっくりこない彼は
母からの高まる期待と 周りに馴染めない自分の存在で苦しんでいくわけですね。
天才の苦悩。
そこで彼が講じた手段とは・・・・?
是非、作品を観て確かめてください。
ヴィトスのママはちょっと悪者に見えたりするけど 私は共感できちゃいましたよ。
これが本音だと思うなぁ。
12歳からのヴィトスを演じてる テオ・ゲオルギュー君。
本物の天才です。素晴らしい!
この演奏ぶりも是非本編で!
・・・ヴィトスの一番の理解者はおじいちゃんでした。
いつも 「普通の子」 として対応してくれたおじいちゃん。
一人でも心の底から受け止めてくれる理解者がいると
天才はつぶれずに伸びるんだね。